それは2016年末モーニング35周年班の打ち合わせ中に発された何気ない一言から始まりました。
「島耕作が犯罪者になったら?」
課長編から始まり今や会長となった島耕作。そんな彼が容疑者に?
原作は『神の雫』の樹林伸氏、そしてその樹林氏の熱烈オファーで漫画は弘兼憲史氏本人が担当(なんと樹林氏は、学生時代に『ハロー張りネズミ』の愛読者だったとのこと)。
まさにモーニングでしか実現できなかった、超強力タッグの誕生となったのです。
物語の舞台はバブルが弾ける直前の1990年11月。
「ねえ うちでワイン飲まない? すぐ近くなの」と課長時代の島に声をかけてきた女の一言で幕を開けます。
一夜の過ちから巻き起こる、金と権力をめぐるミステリーに"初芝の名にかけて"島耕作が挑みます。
8月にスタートしたモーニング本誌掲載時には、常に読者アンケートで上位をキープ! さらにありがたいことに、すでにいくつか映像化の声も頂いております。
また、2018年は「島耕作」シリーズが始まって35周年を迎えるという節目の年。その記念すべきメモリアルイヤーの一発目に『島耕作の事件簿』の単行本が上梓されます。新たな側面を魅せ、更なる飛躍を感じさせる「島耕作」シリーズにどうぞご注目ください!(コラボレーションのお話、熱烈にお待ちしております!)
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上記Clipは、弊社広報誌「News Clip」Vol.292よりの転載です。モーニング編集部の担当編集がまとめました。
『島耕作の事件簿』漫画:弘兼憲史 原作:樹林 伸