2023.03.01
「唯一無二の"360°美容デジタルメディア"へ」 VOCEウェブサイト編集長 三好さやか ── Make Future 2023
電通「2022年 日本の広告費」によれば、昨年、日本の総広告費は過去最高の7兆1,021億円を記録。うち3兆円以上が「インターネット広告費」でした。
デジタルシフトが進む広告業界。その象徴とも言える、インターネット広告費拡大の背景には、豊富な選択肢、アプローチも影響しているのではないでしょうか。現在、広告を"届けるだけ"ならば、昔に比べ、はるかに容易に可能です。しかし広告は、心に届いて初めて効果を発揮するものです。
そこで必要となるのが、良質なコンテンツです。インターネット広告費に限定すれば、雑誌デジタルの領域は伸長し続けています。その原動力となっているのが、出版社の持つコンテンツ力です。
編集者の視点、ノウハウをコンテンツに変え、新時代を歩む雑誌由来のデジタルメディア。各編集長たちは、2022年をどのように受け止め、いかにして2023年に新たな未来を切り拓くのか。「VOCEウェブサイト」編集長 三好さやかの回答は以下の通りです。
【Q1】 2022年は、「VOCEウェブサイト」にとって、どのような1年でしたか?
全国の美容好きさんと、オンラインイベントで繋がりました!
2022年、月1以上のペースでオンラインイベントを実施、クライアントさまのタイアップイベントもオファーが多く、全国の美容好きさんが参加してくださいました。例えば......赤ちゃんを抱きながらスキンケアレッスンをする方、入院中にベッドの上から参加してくださる方、そして真剣にメイクレッスンに参加する男性も。どんな方でも「キレイになるって、面白い」を一緒に体験できる素晴らしさを実感いたしました。VOCEの読者は、非常に質問も多く、毎回質問チャットすべては拾いきれないほど!
2023年はリアルのイベントも増やしていきますが、引き続き地方の方や子供がいて出かけられない方でも参加できるオンラインイベントも続け、美容体験の機会を強化していきます。
【Q2】 2023年、「VOCEウェブサイト」が注目している話題、テーマを教えてください。
・成分至上主義
コロナ禍以降、スキンケアの強化をした読者が増えたことで、成分名に強い関心を抱くように。2021年〜2022年は「レチノール」「CICA」「ナイアシンアミド」が人気でしたが、そろそろ新たなバズり成分も出てきそうな予感です。
※参考 【VOCE美容流行語大賞】2022年下半期
・メンズ美容
いち早くメンズ美容にも着手したVOCE。VOCE Passione(ヴォーチェ パッショーネ)と冠したメンズコスメアワードも2023年には4年目を迎えます。またVOCEデジタル発のメンズ美容マンガ「僕はメイクしてみることにした」も2022年に単行本を一巻刊行。2022年秋には、原宿の@cosme TOKYOにて店頭サイネージや棚を連動させた「はじめまして美容」応援キャンペーンを実施し、大きな話題となりました。現在シーズン2をVOCEウェブサイトにて連載、今年も秋口にメンズ美容を盛り上げるヤマを作る予定です。
【Q3】 2023年、「VOCEウェブサイト」が、チャレンジしたいと考えていることは?
唯一無二の「360°美容デジタルメディア」へ。VOCEアンバサダーのマネタイズも!
ウェブサイトのみならず、コスメデータベース(日本で2番目に大きい!)、そしてinstagram、Twitter、YouTube、tiktok、Pinterestとすべての SNSにも注力、25周年を迎える雑誌と共に、美容好きさんのあらゆるタッチポイントで全方位的に美容情報を届けてまいります。
その中でも特に20万人を突破したYouTubeチャンネル「VOCE Channel」での美容動画と、各SNSでメインコンテンツとなっている縦長ショート動画に注力。VOCEは、雑誌発のYouTubeチャンネルとしては圧倒的な数字とノウハウがあり、全編集者がクオリティの高い動画制作ができるようになりました。大人気シリーズ「ヘアメイク座談会」(第17弾まで公開、累計650万回再生)に続くスキンケア関連の人気シリーズを育てていきます。
また2022年より、コスメオタク集団「VOCEアンバサダー」のコミュニティ運営を強化してまいりました。現在総勢269名。美容感度が高く、化粧品の購買意欲の高い彼らは、誌面、ウェブ、SNSのコンテンツ作りにも参加、VOCEの一員として活動をしております。2023年は彼らをクライアントさまの化粧品開発、マーケティング、プロモーションにお役立ていただけるようなメニューを開発してまいります。
「VOCEウェブサイト」の媒体資料、広告メニューはこちら
【make future 2023 記事一覧】
- 「言うは易しのグローバル展開を、ViViらしく実行したい」 NET ViVi編集長 平本哲也
- 「2023年の目標は、"ミドルエイジといえばmi-mollet"と、皆さんに認識していただくこと」 mi-mollet編集長 川良咲子
- 「2023年は、『大学同好会』というカテゴリーにも挑戦します」 ゲキサカ編集長 西山紘平
- 「キーワードは『S-BEAUTY』。FRaUならではのビューティを提案していきたい」 FRaUweb編集長 新町真弓
- 「共働き世帯に大きな影響力を持つメディアになりたい」 with class編集長 岡本朋子
- 「創刊当時のDNAを引き継ぎ、『with』ブランドの正統性を見出したい」 with digital、with online編集長 香月鉄平