2022.02.01

月間ユーザー数400万人、月間売上10億円! 2021年で2倍の規模に急成長のマンガアプリ「マガジンポケット」

サービス開始から6年。版元アプリNo.1にまで成長を遂げたマンガアプリ「マガジンポケット」。2021年急成長の理由と今後のさらなる飛躍への意気込みを担当者が語ります。

2021年に6周年を迎え、大きく成長したマンガアプリ「マガジンポケット」

2015年7月にスタートしたマガジンポケット(通称マガポケ)は「講談社のあらゆる人気作を無料で読むことができる」「一話単位で購入することができる」「電子書店でもあり、オリジナル作品が読める媒体でもある」アプリです。

2021年10月には月間アクティブユーザー数400万人、同DL数1500万、同売り上げ10億円を達成し、ユーザー数、売り上げ共に版元アプリのNo.1と言える数字になりました。2021年で、さまざまな数字が倍になり、目標を2年前倒しで達成することができましたが、拡大の理由は他部署のみなさんの協力をいただけたこと。図にあげたようなエース級マンガをはじめオール講談社の編集部から許諾を受け、掲載しているマンガは、読み切りなどを含めれば現在1000タイトルを超えています。

数や大きさを追いかけるのは、マガポケを「オリジナルのヒット作品を数多く創出できる強い媒体」にすることが目標だからです。

これから、特にマンガ雑誌において、紙の製品が縮小していく流れは恐らく止まりません。だからこそ、新しくヒット作を出せる媒体を、デジタル上にも作っておく必要があると思っています。そのデジタルの中でも、効率的にユーザーを集めることが可能で、かつ収益が生み出せるツールであるアプリという場に、強い媒体を作ることが必要です。

もちろん、既存の紙雑誌にはヒット作の歴史に紐づいた強いブランドカがありますし、全カで維持するべき場所です。そもそも、これまでに紙媒体の力で生まれたヒット作の力を借りて、アプリの各種数字を大きくしているので、それができる今のうちに、強い媒体を少しでも早く作りたい。書店で本を開いて見ることができなくなり、作品を知ってもらえる機会も自然とデジタル上が多くなりました。作品を知り、ファンになってもらう場所がアプリで、その先に課金やコミック購入があるという収益の流れも徐々に作れてきていると思います。

現在、利用ユーザーは女性も2~3割とかなり多くなってきていて、性別も年齢もバラバラ。大枠のターゲティングよりも、作品の力や、読者一人ひとりに対しての細かな対応が大切になってきています。私たちはその部分に重点を置いて戦略を立て、今後は「とにかくオリジナルのヒット作品をたくさん出すこと」に注力します。アニメ化した『イジらないで、長瀞さん』や、2022年4月にアニメ放送予定の『可愛いだけじゃない式守さん』など、ヒット作も確実に出始めています。この流れをさらに加速させていきたいです。

デジタル媒体といっても、実態は途方もないアナログ作業の集合体です。マガポケチームは、それをきちんと正しいタイミングで、しかも物凄い量こなしてくれるハードワーカー揃いです。これらもみんなの力を合わせて、いっそう強い媒体をめざします!

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※弊社広報誌「News Clip」Vol.334よりの転載です。週刊少年マガジン編集部の担当がまとめました。

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