講談社初の女性向けデジタルメディアとして、2015年にスタートした「mi-mollet(ミモレ)」が、2019年7月期に1100万PVを突破すると、9月期には1302万PVを記録! 10月期には1500万PVを超える見込みで、ユニークユーザー数も206万超と、絶好調です。2019年6月より着任した川良咲子編集長に、好調の要因と、5周年となる2020年への取り組みをお聞きしました。
豊富なアーカイブを再編集した「40代コーデ」「40代髪型」まとめ特集が大人気
これまで月間800万PV前後で推移していた「mi-mollet(ミモレ)」ですが、 2019年7月以降、右肩上がりです。
川良編集長「PV増の奇策は一つもありません。大草直子初代編集長がタネを蒔き、大森先代編集長が育てた果実を、
"ちゃんと収穫しよう"とは? 具体的に教えていただけますか?
川良編集長「例えば、デイリーで発信しているスナップ企画『SNAP ! SNAP !』の場合、創刊当初から今まで、質の高さにこだわり続けています。事前にコーディネートを送ってもらってチェックしたり、迷いがある場合はアドバイスもします。とにかく、質が高く、すぐに真似できるスナップ写真が、どんどん蓄積されていくんですね。PV増の要因の1つとなった『40代コーデ』まとめ特集は、着こなしアーカイブから、テーマにあった写真をセレクトして構成しました。色で斬ったり、アイテムで斬ったり、シチュエーションで斬ったりと、どんな読者のニーズにも対応できるのは、創刊以来蓄積された、おしゃれのヒントが膨大にあるおかげです」
なるほど、アーカイブを有効に活用するわけですね。ファッション以外は、どうでしょうか?
川良編集長「自己肯定感の低さ、
ミモレが擁する「チームミモレ」や「ミモレブロガー」の存在感もかなり増している気がします。
川良編集長「それぞれの方々のキャラクターが重なり合って、ミモレというメディアを支えてくださっているので、今の状況はとても良いと感じてます。私が注意しているのは、信頼感。登場する編集者、
読者の"共感"を大事にしているわけですね。広告面でのメリットは?
川良編集長「大変ありがたいことに、クライアントの担当者様自体が ミモレの読者であり、ミモレに"共感"してくださっていることがあるんです。これは本当に嬉しいことで。中には、
売れ行き好調が続く、ミモレコラボ服
今後考えている展開は、何かありますか?
川良編集長「まず、タイアップ記事の枠に留まらないメディアサービスを広告主にお届けしたいですね。最近では、4半期ごとの読者調査会の実施や、
2020年1月には、5周年を迎えます。
川良編集長「そうですね。ミモレにとって確かに大事な1年になると思うので
マーケティング発想ではなく「ユーザーニーズありき」の方針で、"共感"メディアとして存在感を増している『mi-mollet(ミモレ)』に、今後も是非ともご注目ください!