2024.09.04

国内の有力メディアが加盟する「クオリティメディアコンソーシアム」に、中国新聞社と新潮社が参画 ── 拡張する、日本最大級のクオリティメディアPMP

独自のPMPを運営する共同体「クオリティメディアコンソーシアム」

株式会社BI.Garageが国内のメディアと共同運営する「クオリティメディアコンソーシアム」は、国内の有力メディアが加盟する、良質なメディアのネットワーク(共同体)です。

同コンソーシアムは、良質なメディアに掲載されることの価値を追求することで、広告効果を高め、メディアと生活者双方に有益で、健全なインターネット環境の創出に寄与することを目指しています。その目的のために、垣根を超えてひとつとなり、 独自のPMP(プライベート・マーケット・プレイス:媒体社と広告主を限定したクローズドな広告取引市場)を運営しています。つまり、「メディアコンソーシアム」に参画することは、この独自のPMPに参加することを意味します。

同PMPは、同コンソーシアムに加盟する良質なメディア「クオリティメディア」にのみ広告を配信する仕組みであり、サービス名称を、クオリティメディアPMP「MediaString(メディアストリング)」といいます。

「クオリティメディアコンソーシアム」に、新たに2社が参画

今回、「メディアコンソーシアム」に、株式会社中国新聞社と、株式会社新潮社の2社が参画することが決定。これにより、参画メディアは合計32社となり、共同運営するPMPへの配信先も増えることとなり、その価値はさらに向上します。具体的には、これまで「MediaString」は、インターネットユーザーのPCで約30%、スマホで約50%(※1)へリーチ可能でした。そこに今回、中国新聞社から「中国新聞デジタル」、新潮社から「デイリー新潮」などの媒体が加わることで、広告配信先が大幅に増加。リーチはさらに拡大することになります。

(※1)出典:ニールセン調べ2020年4月度データを元に当該媒体を特別集計

新たに参画する、株式会社中国新聞社 社主兼常務取締役(メディア開発担当)山本慶一朗氏は、
「高品質なデジタル広告は健全なデジタル空間を維持するために必要不可欠。低品質なデジタル広告の横行はメディア業界が築いてきた信頼やブランドを棄損しかない。コンソーシアムに参加する皆さまと一緒に、信頼されるデジタル広告の在り方を追求していく」とコメント。

同様に、株式会社新潮社 執行役員 後藤 裕二氏は、
「『デイリー新潮』『ENGINE WEB』など新潮社が運営するウェブメディアにとって、質の高い広告事業の展開というBI.Garage及びメディアコンソーシアムの設立趣旨、目的には大いに賛同するところがある。今後、同じ目的を共有する各社との共存共栄のために尽力していきたい」とコメントを寄せています。

今後「クオリティメディアコンソーシアム」ならびに「MediaString」の拡張によって、昨今社会問題化している「詐欺広告」などのデジタル広告の抱える問題にも寄与することが期待されます。

クオリティメディアコンソーシアム参加各社(順不同、2024年8月現在)
株式会社東洋経済新報社、
株式会社朝日新聞社、株式会社読売新聞東京本社、株式会社日本経済新聞社、株式会社西日本新聞社、株式会社講談社、株式会社集英社、株式会社毎日新聞社、株式会社産経デジタル、株式会社北海道新聞社、株式会社中日新聞社、株式会社時事通信社、株式会社ダイヤモンド社、株式会社プレジデント社、リンクタイズ株式会社、株式会社インプレス、株式会社オレンジページ、株式会社光文社、株式会社文藝春秋、株式会社日本ビジネスプレス、株式会社メディアジーン、朝日放送テレビ株式会社、株式会社J-WAVE、株式会社小学館、株式会社マガジンハウス、株式会社CCCメディアハウス、株式会社フジテレビジョン、株式会社テレビ東京コミュニケーションズ、株式会社TBSテレビ、一般社団法人共同通信社、株式会社中国新聞社、株式会社新潮社

検証ではCTRが3倍程度に。リッチクリエイティブ広告の活用

「MediaString」では、株式会社メディアジーンが委託運営するクリエイティブソリューション「Cr.ED(クレド)」を8月より導入。これにより、リッチクリエイティブ広告での配信が可能となっています。

「Cr.ED」はインタラクティブなクリエイティブを容易に制作できるプラットフォーム。本ツールを活用することで、視覚的にユーザーの関心を高める(たとえば動的な)広告を効率的に制作し、ブランド認知などの向上に貢献することができます。事前の検証では、CTRが通常の3倍程度の結果となるなど、広告効果の向上にもつながっており、品質の高い広告枠に、品質の高いクリエイティブを掲載することの効果が実証された形となっています。

・・・

「クオリティメディアコンソーシアム」について
BI.Garageとメディア各社により、2020年に「コンテンツメディアコンソーシアム」として創設。2023年10月より「クオリティメディアコンソーシアム」と名称変更し、「クオリティメディア宣言」を展開。国内の有力メディアがひとつとなり、プレミアムコンテンツメディアならではの高付加価値な広告事業(主に独自のPMPMediaString」の運営)を展開している。

講談社が提供する各種プロモーションサービスのご利用に関するお問い合わせ・ご相談はこちら