2023.08.03

調査レポート「ミドルエイジ女性白書」ローンチ! ── mi-mollet読者から見えた、現代を生きる40〜50代女性のインサイトとは

ミドルエイジ女性向けウェブマガジン「mi-mollet」読者を対象に実施した、最新の調査レポート「ミドルエイジ女性白書」がローンチ。40〜50代女性のインサイトを、読者調査から探りました。

「ミドルエイジ白書」から見えた、3つの特徴

日本には40‐50代の女性がおよそ1700万人(令和5年度総務省統計局人口推計)いると言われています。職場では中間管理職、家庭では子育てや介護の中心的な担い手として、公私ともに忙しいミドルエイジ女性たち。そのインサイトが、今回の調査で判明したミドルエイジの3つの特徴により、浮き彫りになりました。

1|抗えない変化を受け入れる
ミドルエイジ女性は、老いや自身の健康、介護など、抗えない変化と「ガチ対面」しています。

「無理せず心身の健康を守ること」への関心は非常に高く、更年期や閉経などで感じる心身の不調や病気、また気力・体力の変化にも直面し、そこへ対応できるための情報取得や、消費に関心が向いていることが明らかになりました。
結婚、出産年齢は多様化し、独身の女性も増え、ミドルエイジと言ってもさまざまなライフステージの方がいる一方で、健康面の課題は共通の課題となっているようです。介護や家族など、自分では解決し難い悩みや課題を抱えていることも見えてきました。

2|人生の成熟ステージへ
意識面と消費面の両方で「成熟ステージ」へ向かっています。

ミドルエイジ女性は、これから必要な力として、予測できない事態に対応できる「柔軟性」と「楽観性」を挙げています。また「自分軸」を持った「柔軟で他人に寛容な」女性に憧れ、「機嫌がよく他人を元気にできる存在」になりたいという気持ちが伺えます。一方で、「〜すべき」「普通は〜じゃない」と否定・押し付けられるのを嫌い、「自分らしい生き方や美しさ」を求め、ファッションや美容も「健康で元気に見えること」を重視し、価格にかかわらず良いものを買う「メリハリ消費」が主流になってきていることが分かります。

3|ひとり時間とリスキリング
「ひとり時間」を求め、「学び」や「趣味」の時間を重視し、「仕事はマイペースに自分らしくやりたい」と思う姿が浮かび上がりました。 

現状では「仕事」や「家事・育児」に多くの時間を割いているなかで、今後は、ひとり時間を求め、趣味や旅行などのプライベートを優先し、自分のスキルを高めたいという意向が伺えます。仕事については、自分の生活を重視し、安定性と自分のペースを守って働くことを重視する一方で、昇進やマネジメントへの関心は低いことが明らかになりました。また、安心して老後を過ごせる収入を得たいと思っており、転職意向より、副業意向が高い結果も見えてきました。

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「ミドルエイジ白書」の中では、それぞれの特徴・インサイトについて、詳しい調査結果とともに紹介しています。ぜひダウンロードして、ご活用ください。

「ミドルエイジ女性白書2023」概要

・調査目的:ミドルエイジ女性の生活意識・実態を知る
・対象者:40~50代ミモレ読者女性 507ss
  ※30代以下、60代以上のサンプルは集計から除外。「ミドルエイジ女性白書」にはすべて40-50代女性の数値を掲載。
・実査期間:2023年2月9日(木)~3月6日(月)
・調査手法:ミモレ読者を対象としたインターネット調査
・調査協力:講談社メディア・コミュニティ・ラボ、株式会社ヴァリューズ

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