講談社アフタヌーン編集部発の新しいWEBマンガサイト「&Sofa」（アンドソファ）が公開されました。今の時代を生きる人々へ贈るメッセージを添えて、これからの展望を運営担当者が語ります。
「&Sofa」（アンドソファ）のサイト更新は毎週月曜日のお昼12時。キービジュアルは池辺葵さんによる描き下ろし
アフタヌーン編集部から新しいWebサイトが立ち上がりました。サイト名は「＆Sofa」（アンドソファ）。「いろいろ起きる毎日の中で、ひととき息をつける場所があってほしい」との想いからこの名前をつけました。
運営の中心メンバーはアフタヌーンの女性編集者2人です。それぞれ歩んできた道のりは異なりますが、この社会でやっていくことの難しさを感じ、悩んだり考えたりしながら日々を過ごしています。
今、モヤモヤや葛藤を抱えながら生きている人は、そこここにいるのではないでしょうか。葛藤の種類は、仕事、家庭、子育て、恋愛、友人関係、性、さまざまでしょう。
「&Sofa」（アンドソファ）は、サイトにアクセスした人が「私だけじゃないんだ」と共感したり、「こんな風に生きられるんだ」と勇気づけられたり、「このキャラクター好きだなぁ」と心が動くような場所にしたい。ここに来れば、自分をわかってくれる作品があると思える場所にしたい、と話し合いながら出来上がっていきました。
メインのコンテンツは漫画とコラム。キービジュアルを描いてくださったのは池辺葵さん。作家・一穂ミチさんがサイトのオープンを記念し、ソファを題材にした短編小説を書き下ろしてくださいました。
オリジナルマンガは2022年春ごろにそれぞれ第1巻が単行本と電子版で発売予定
編集部の隅で語らっていたところからスタートしたこの媒体に、多彩な描き手の方がつどってくださったことが有り難く、そしてドキドキしています。
サイトの構想が持ち上がった当初、ある漫画家さんとの打ち合わせで、「エンパワメントしてくれる物語が読みたい」と言ったら、「あの、エンパワメントって本当に必要ですか？」と聞かれたことがあります。はっとしました。「＆Sofa」（アンドソファ）の「エンパワメント」は、「元気になろう」「頑張ろう」ではなく「しんどい？ 私もだよ」と言ってそっと隣にいてくれる......そんな媒体がいいなとの思いが湧きました。
更新は毎週月曜日お昼12時。これから一週間が始まる人も、そうでない人も、様々な人が来て、読み物を楽しめる場所にできたらと思っています。「＆Sofa」（アンドソファ）を宜しくお願いします！
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※弊社広報誌「News Clip」Vol.332よりの転載です。アフタヌーン編集部の担当がまとめました。
