『転生したらスライムだった件』の大ヒットに続き、注目の作品が次々と生まれています。
〝異世界転生モノ〞というジャンルをご存知でしょうか。現実世界でなんらかの理由で死んでしまった主人公が、異世界（だいたいは「魔法」や「能力」など、ファンタジー要素のある世界）に転生し、そこで無双する、というのがこのジャンルの基本設定です。2018年10月からTVアニメが放送され、大ヒットを記録した『転生したらスライムだった件』（「月刊少年シリウス」連載中）に代表される異世界転生モノは、元々は小説投稿サイト「小説家になろう」※ で顕著に見られ、その投稿作のコミカライズを中心に、主に30〜40代の男性から支持されて伸長している、現在マンガ市場でも存在感を増している注目ジャンルです。
4月下旬からは、全国の書店店頭で、同ジャンルの新作に敏感な読者向けに「私を異世界につれてって!」と題し、今伸び盛りの若い異世界転生モノ作品を集めた異世界コミックスフェアを実施し、好評を集めました。
最近では『ライドンキング』（月刊少年シリウス編集チーム）『ポンコツが転生したら存外最強』（月刊少年マガジン編集部）など、原作のない異世界転生モノ作品もヒットしており、原作の有無に縛られない、ジャンルとしての強さがわかります。
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
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※弊社広報誌「News Clip」Vol.308よりの転載です。第三・第四事業販売部の担当がまとめました。
