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出版社がイベントに直結するイメージはあまりありませんが、実はピンポイントでターゲットに働きかけるイベントは得意分野です。女性誌主催の数千人規模のファッションイベント、ライフスタイル誌による結婚やマネーのセミナー、編集長のトークショーなど、企画から集客、実施、拡散プランまで提案し、大きな成果をあげています。
消費者のニーズが「モノ」から「コト」へ変わったといわれる現在、プロモーション成功の鍵は「コト」への対応、例えるならリアルなイベントなどでの「体験」の中にあるのかもしれません。紙・Web・デジタルなど、おもに2次元メディアの企画編集をコアビジネスとしてきた出版社も、ターゲットとの深いつながりを武器に、リアルなイベントの実施や集客において多くの実績を積み、大きな成果をあげています。
大規模なものとしては、女性誌が主催して数千人が来場するファッションイベント。テーマを絞り込んだライフスタイル誌による「結婚」や「マネー」関連のセミナーなども人気です。
小規模ながら高い熱量を帯びるのが、作家・マンガ家のサイン会や、写真集の握手会。専属モデルや編集長のトークショーなども、読者層から固い支持を集めています。
人気モデルと魅力的なプログラムで大盛況となった講談社のViVi Night in TOKYO 2018
多種多様なイベント・セミナーがあるなか、出版社のおこなう「イベント・セミナー」は、どこにメリットがあるのでしょうか。第一には「コアなターゲットの集客」と「イベントの場で濃密なコミュニケーションができる」ところにあります。
イベントやセミナーを実施しても、人が集まらなかったり、集まるターゲットがバラバラだったり、望んだ層と異なる場合、そのプロモーションは成功とはいえません。
出版社が主催する場合、雑誌やWebメディアの読者層、「コア」なファン層に向けて集客をおこなうことができるので、集まるターゲットがきわめて明確です。
ファッショントレンドに敏感な10代後半〜20代女子、しあわせな結婚を夢見る20代OL、美容・コスメが大好きな女性、30代〜40代のおしゃれ男性ビジネスマン、などなど......。雑誌やWebメディアを通すからこそ、アプローチしたいターゲットが濃密に集まってくれる、それが出版社のおこなうイベント・セミナーの特徴です。
たとえば、流行に敏感な20代女性をターゲットとしている場合、女性ファッション誌が主催するファッションイベントは、プロモーションとして最適な場となり得ます。雑誌で見ていたモデルやタレントに「リアルに会える」イベントは、読者からも絶大な人気を誇るコンテンツです。イベント会場でのサンプリングやブース展開、CMオンエアやフライヤー配布、また参加者がもっとも注目する専属モデルたちが登場するショーでのコラボレーションなど、プロモーションの場が幅広くあります。
生活スタイルに合わせて、女性に商品やサービスをアピールしたい場合は、女性ライフスタイル誌の実施する結婚やマネーに関するセミナーなどをプロモーションの場として活用するのも有効です。企業がサンプリングをおこなったり、セミナーの講師として参加したりすることで、商品・サービスの自然なプロモーションも可能となります。美容系であれば、有名ヘアメイクアーティストを起用し、ヘアメイクアップ講座という形で、商品を実際に参加者に使用してもらいながら、ヘアメイクの手法をレクチャーするというイベントも、読者層の人気が高いものとなっています。
逆に企業主催のイベントや店舗などに、雑誌専属モデルや編集長、スタイリストやヘアメイク、または読者チームが参加したり、トークショーをおこなうことなども、集客に貢献しプロモーション効果を高めることにつながります。
このように雑誌やWebメディアを起点とし、コアな想定ターゲットを集客し、雑誌で活躍する「ヒト」を介して「体験」を促すイベント・セミナーは、今後も需要がますます増えていくことが想定されます。 出版社は、読者を熟知しているからこそ、惹きがある企画を立案し、説得力のある人物をキャスティングできます。誌面やWebでコアターゲットに告知・集客をし、当日のイベント実施はもちろん、イベント中またはイベント後にSNSを使っての動画配信や、誌面・Webメディアでのレポート掲載など、拡散まで狙った提案も可能です。当日の動画や写真、レポートなどをプロモーションツールとして二次使用し、活用いただているシームレスな実績も多数あります。
講談社でも、以下のような個性あるイベントをさまざまなターゲットに向けて実施しています。
【女性向け】
●ViVi Night::流行感度の高い10~20代女性にリアルにアプローチできる一大イベント。2018年は約2100名の来場者を多彩な協賛クライアントとトリンドル玲奈・河北麻友子・藤田ニコルらそうそうたるモデル陣が迎え、大盛況となりました。
●ミモレ大学:「ファッション」から考えるキャリアアップ講座として、2017年11月に開校。8回の講義で39,800円の受講料のところ、約100名の募集に対し200名近い応募が殺到しました。
【男性向け】
●アニフェス:30~40代のビジネスマンの「ムリなくオシャレをしたい」に応えるメディアFORZA STYLEで、昭和世代から大きく支持されている「アニキ」こと片野英児の編集部主催イベントに、惚れ込んでいる"濃いファン"100名が大集合!
●クーリエ:ロイヤリティが高いファンが多いクーリエでは、2017~2018年に「佐藤健寿氏講演会」「瀧本哲史氏講演会」「津山恵子氏トークショー」「戸塚隆将氏トークショー」などが開催されています。
イベント展開内容やスペース、二次使用の有無など多くの要素によって決まるため、一定の費用イメージを提示することはできませんが、主催イベントへの協賛の場合は、主なメニューと金額をご提示することが可能です。
「コアなターゲットに体験によるアプローチを行いたいが、手段がわからない」そんな課題を抱えているみなさまは、出版社が実施する「イベント・セミナー」への参加を考えてみてはいかがでしょうか。 実際にどのように活用すればよいか、契約や費用についてなど詳しく知りたいかたは、 C-stationまでお気軽にお問い合わせください。