2022.02.08

掲載作品1500超。無料やチケットが利用できる作品多数、女子向けマンガがまとめて読める大人気アプリ「Palcy(パルシィ)」

女性向けマンガに特化したアプリ『Palcy(パルシィ)』は、2021年12月時点で月間アクティブユーザー数85万人、同ダウンロード数400万の人気アプリへ成長しました。大人気の理由と今後の展望について担当者が語ります。

講談社の少女・女性マンガがほぼ全部読めるマンガアプリ『Palcy(パルシィ)』


2018年8月にリリース、現在は「もっと、好きな、わたしと、セカイヘ」をキャッチフレーズに、女性向けマンガに特化したアプリ『Palcy(パルシィ)』は、2021年12月時点で月間アクティブユーザー数85万人、同ダウンロード数400万、掲載作品1500タイトル超、オリジナル作品100タイトル超。読みたいマンガが無料で読めることに加え、「なかよし」「別冊少女フレンド」「デザート」「Kiss」「BE・LOVE」「comic tint」6媒体の掲載マンガが発売日に読める(有料)「雑誌サイマル配信を通した講談社の少女マンガ連合体」であり、同時に「オリジナル作品を作っていく場所」という2つの役割を持っています。

少女マンガ連合体としては、『palcy(パルシィ)』のユーザー数を生かし、女性にアプリ上でたくさんの講談社のマンガに出会ってもらい、それをさらに多くの人に広げて、作品を提供してくれた編集部には単行本の売り上げ増などを通して利益を還元するという流れを構築。 講談社の少女マンガ部署全体のボトムアップを目指しています。

この「広げる」を効率的に進めるため、オリジナルの分析ツールも、社内で開発しました。分析ツールによって、作品をアプリに掲出したら瞬時に、いつどんな人に読まれたのか、何話目から読まれたのか、どの作品と併読されたのかなど、さまざまなユーザー動向を、全編集者が自分でキャッチできるようになりました。編集者はその分析から、担当作品に対して立てるべき対策が定まり、広げ方を加速させて売り上げを増やすことができます。

また、オリジナル作品を作る場所としては、アプリ連載だからこそ初速が速く、広がりやすい作品を作ることが可能なので、そうした作品作りに注力していきます。ここでも、分析ツールからキャッチアップできる、今の女性の恋愛事情などが役に立ちますね。

今後の課題は、女性の明日を励ますことのできる、オリジナルのヒット作を作ること。具体的には長く愛されるエターナルな作品と、その時々の女性の気持ちに寄り添ったキャッチーな作品の2種類で、単巻発行10万部を超える作品を年間10本作ります! 数字は抱負ですが(笑)、物語を創造する力を磨き、講談社のマンガの幅を広げることに努力していきます。

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※弊社広報誌「News Clip」Vol.334よりの転載です。パルシィ編集チームの担当がまとめました。

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