2021.03.11

「ラブコメ」が今、過去最大の盛り上がり!? ──人気の理由とプロモーション活用例

昔から若年男性を中心に人気が高く、過去の名作も多数存在するジャンル「ラブコメ」ですが、ここ数年の盛り上がりは際立っています。従来のファン層である10代後半~20代男性に加えて女性ファンも増えており、その作品群を目にする機会も多いはずです。では、なぜ、これほど人気を集めているのでしょうか。活用例とともに、その理由を探りました。

ラブコメ作品が人気の3つの理由

1. なんといっても魅力的なヒロインたちの存在!
ラブコメの定番"ハーレム(主人公が複数の異性からモテる)"は押さえつつも、各ヒロインがビジュアル・性格ともに多様かつより魅力的に描かれています。そのためキャラへの愛着が湧きやすく、自分の「推し」を作りやすいと考えられます。

2. 予想のつかないストーリー展開!
主人公が複数のヒロインのうち誰と結ばれるのかなかなか結末が予想できないストーリー展開が多く、物語を読み進めながら予想をする楽しみ方ができる作品が多数存在しています。そのため、ネット上でも「考察」や「予想」が盛り上がりを見せている作品が多くあります。

3. 女性もハマる、キャラクターの人間性の高さ!
繊細な心理描写や筋の通った言動など、ストーリーも綿密に練られているため物語に入り込みやすく、キャラクターに深く共感できるのではないでしょうか。

王道でありながら目の離せないストーリー展開に加え、バラエティに富んだ魅力的なキャラクターの存在が、価値観が多様化する今の時代に呼応しているのかもしれません。

「ラブコメ」マンガと、相性のいい広告の分野

「ラブコメ」マンガの持つ知名度や共感性の高さは、企業のマーケティング活動にも有効です。『週刊少年マガジン』にて連載中の、2021年大注目のラブコメマンガ作品を例に、その活用例をご紹介します。

①ラブコメの金字塔! 日本中に旋風を巻き起こした『五等分の花嫁』

貧乏な生活を送る高校二年生・上杉風太郎のもとに舞い込んだ好条件の家庭教師アルバイトの話。教え子は同級生で全員美女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児の五つ子だった。かわいさ500%の五人五色ラブコメマンガです。

累計発行部数は驚異の1500万部。アニメ放送日は毎回Twitterでトレンド入りし、原作&アニメ&作家のフォロアー数の合計は約135万人です。Youtubeでの反響も大きく、また小中学生女子向け雑誌「Cuugal」(東京ニュース通信社刊)で「今好きな漫画2020」ランキング2位獲得するなど、世代や性別を問わず、多くのファンに愛されているビッグタイトルです。

『五等分の花嫁』コラボレーション事例


【広告活用例】
同作の場合には、5人のヒロインの魅力を活用し、「あなたはどれ(誰)派?」という展開が好相性です。ヒロインの性格と商品の特性を紐づけることによる訴求力アップが可能で、全種類揃えたくなるファン心理にストレートに訴えることができます。

<おすすめジャンル>
・使用感や香り・色などでバリエーションのある男性向け商品
(整髪剤、ヘアカラー剤、スキンケア商品、制汗剤)
・味でバリエーションがある商品(カップ麺や菓子、飲料など)
など

②2020年、いちばん見られたラブコメ 『彼女、お借りします』

都内在住のダメダメ大学生、木ノ下和也(20)が、有料で彼氏気分を味わうことができる「レンタル彼女」に申し込みます。そこに現れた"ワケアリ"の超絶美少女、水原千鶴との出会いをキッカケに人生が大きく変わり始める、"リアル"輝く"レンタル"ラブライフ──。

アニメ化発表後、単行本の売上が発表前の約10倍になり、最終回でTwitterのトレンド1位に。2期の制作もすでに決定しています。中国最大規模エンタメサービス「bilibili」でも1位獲得し、中国でのアニメ再生数が累計1億回突破するなど大反響を呼んでいます。さらに国内LINEスタンプが発売1日で8000DL超え、キャラに無料で電話をかけられる「かのかりコール」は開始から3ヵ月で累計12万件を超える着信を記録しました。

【広告活用例】
「レンタル彼女」という設定が、近年流行しているレンタル(シェアリングエコノミー)サービスとの親和性が良好。「彼女目線」「友達目線」「第三者目線」などさまざまな客観的視点での訴求が可能です。

<おすすめジャンル>
・女性に薦められ購入する機会が多いアパレル商品
・レンタルサービス
・サブスクリプションサービス
・賃貸
など


③第二の五等分と呼び声高い話題作! 『カッコウの許嫁』

名門私立高校に通う定食屋の息子・海野凪と超お嬢様JK・天野エリカは、実は赤ちゃんの頃に取り違えられた子ども同士で、許嫁関係&同居生活を送るハメに。「取り違え子」から始まる人生交錯ラブコメマンガです。

マガジン史上最速の連載開始3ヵ月で表紙に抜擢され、単行本1巻が講談社史上最速(約半年)で10刷達成しました。7月には講談社のコミックス製造部数第1位、純出荷部数第1位、受注数第1位の「三冠」を達成。最新刊の5巻が講談社の令和最高初版部数を記録し、令和開始から発行された講談社作品の中で、初版最高部数となっています。

【広告活用例】
主人公やヒロインの1人・瀬川ひろなど勉強が得意なキャラがいるので、学習系の商材はおすすめです。また主人公の実家が飲食店を営んでいて家事全般が得意であったり、ヒロインが料理を作るシーンもあるため食品系とのコラボも相性が良い傾向にあります。また、作中で同棲をしているため、日用品全般との相性もいいでしょう。

<おすすめジャンル>
・塾などの学習系商材
・調味料等の食品系
・日用品
・カメラ
・アパレル
など

④ネクストブレイクはこれ! 『カノジョも彼女』

高校1年生の主人公、ナオヤは、ずっと好きだった咲に告白し彼女になってもらうことに成功。そんなナオヤに美少女・渚が付き合ってほしいと告白を迫り、彼女公認の二股関係に......!? 今までのラブコメの常識を覆す、ネオスタンダードラブコメマンガです。

連載開始からわずか8ヵ月、マガジン史上最速でアニメ化決定。『アホガール』『マンガ家さんとアシスタントさんと』『ドージンワーク』に続く、著者・ヒロユキ氏にとって4作品目のアニメ化となります。大ヒットラブコメ作品を続々生み出している少年マガジンが、今"いちばん推している"ネクストブレイク必至作品です。

【広告活用例】
"二股"という設定を生かして二台持ち・掛け持ちを推奨している商品やサービスとの相性がよさそうです。「欲張り」「選べない」「白黒つけない」などのキーワードが広告に活用できそうです。

<おすすめジャンル>
・プチ贅沢商品
・セット売り商品
・まとめ買いを狙った商品
など

消費者とのエンゲージメントを高める「ラブコメ」マンガ

「ラブコメ」マンガは、魅力的なキャラクターが多数登場します。自分の推しに愛着が湧きやすいという特徴があり、消費者とのエンゲージメントを高めるのに、非常に適しているジャンルと言えるでしょう。作品のバリエーションも豊富で現実ではなかなか体験できない胸キュンを体験できる「ラブコメ」マンガは、今や男女の垣根を越えて愛されるジャンルとなりつつあります。

それぞれの作品の世界感に合ったプロモーションを展開することで、消費者とのエンゲージメントを高め、効果を最大化することが可能です。ぜひキャラクターマーケティングの選択肢のひとつに、盛り上がりを見せる「ラブコメ」を加えてみてはいかがでしょうか。

マンガキャラクターがユーザーに与える影響についての最新調査結果と、具体的な活用事例はこちら

講談社が提供する各種プロモーションサービスのご利用に関するお問い合わせ・ご相談はこちら