警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(4)

警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(4)
著者
  • 原作山田 風太郎
  • 東 直輝
  • 後藤 一信
掲載誌
  • モーニング
ジャンル

内容紹介

「最恐の獄」伝馬町に囚われた「隠れ淫売」達の中に、坂本龍馬・高杉晋作の愛した女達がいる!千羽兵四郎が明かした、その事実に、動揺する警視庁の面々。牢獄全体が混乱を極める中、かつて京都に名を轟かせた新選組、随一の剣客「斎藤一」が兵四郎の前に立ちふさがる。幕末の志士への「鎮魂歌(レクイエム)」が全編を彩る「人も獣も天地の虫」編、ここに完結!

著者紹介

  • 原作山田 風太郎1922年、兵庫県養父市生まれ。
    東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌『宝石』の
    第一回懸賞募集に『達磨峠の事件』が入選。
    ’49年に『眼中の悪魔』『虚像淫楽』の2編で
    日本探偵作家クラブ短編賞を受賞。
    ’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは
    『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの作品があり、
    爆発的ブームに。その他本作『警視庁草紙』に始まる
    明治もの、『室町お伽草子』などの室町もの、
    『戦中不戦派日記』『人間臨終図巻』など、著作多数。
    2001年、79歳で逝去。
    本年2022年で生誕100周年を迎える。

  • 東 直輝1978年、愛知県豊橋市生まれ。
    ’98年、第55回手塚賞佳作受賞作の「CHILDRAGON」でデビュー。
    代表作に『爆音伝説カブラギ』、『[R-16]R』(講談社)など。
    その後、講談社ヤングマガジンで『不死身の特攻兵 生キトシ生ケル者タチヘ』を連載。
    同作で見せた、時代色と熱き人間ドラマを描く手腕は本作『警視庁草紙』においても
    遺憾なく発揮されている。

  • 後藤 一信

登場人物紹介

  • 千羽 兵四郎

    顔良し、腕良し、育ち良しの八丁堀の同心だった。大政奉還により職を失い毎日ぐうたら過ごしているが、警察をからかうついでに東京で起きた事件を解決まで導く

  • 加治木 直武

    司法省警保寮所属の警部。冷静にして時に獰猛な薩摩人。江戸から東京に変わったばかりの街を守ろうと躍起になっている。西郷を慕い、今は上司の川路のために力を尽くす

  • 神田三河町の半七

    かつては江戸では知らぬものがいない岡っ引きとして兵四郎と行動をともにしていたが、今は隠居生活をしている。しかし、兵四郎とともに東京で起きた事件に首を突っ込む

  • 冷酒 かん八

    兵四郎、半七とともに行動していた元下っ引き。現在は髪結床として働いている。しかし、兵四郎、半七とともに東京で起きた事件に首を突っ込む

  • 三遊亭 圓朝

    名の知れた噺家。兵四郎が解決に導いた事件の顛末を伝える語り部

  • お蝶

    柳橋一と呼び声高い芸者。兵四郎の恋人

  • 隅の御隠居

    元江戸南町奉行である駒井相摸守信興。現在は隠居しているが平四郎たちのご意見番的存在で、柔和に見えるが老獪な人物

  • 藤田 五郎

    巡査。加治木の部下で、油戸の同僚だが、その正体は元新撰組三番隊隊長・斎藤一。腕に覚えがあり、かつての敵である囚人が恐ろしがって自白するほど

  • 川路 利良

    西郷に引き立てられ大警視となった薩摩人。治安維持にその身を捧げているが、切腹させるとの約束で自白した犯人をさらし首にするような、警視庁の暗部を象徴するような人物

  • 油戸 枝五郎

    巡査。棒術の使い手で、元仙台藩の侍だった。加治木の部下として犯罪者がいないか街の見回りをしながら、立身出世を願っている

  • 松岡 銅助

    「岩倉具視暗殺未遂事件」で功を奏し、巡査から警部に昇進

  • 西郷 隆盛

    陸軍大将であったが征韓論を巡って辞職し、下野。東京を出た

作品情報

製品名警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(4)
著者名
  • 原作山田 風太郎
  • 東 直輝
  • 後藤 一信
発売日2022年09月22日