警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(2)

警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(2)
著者
  • 原作山田 風太郎
  • 東 直輝
  • 後藤 一信
掲載誌
  • モーニング
ジャンル

内容紹介

日本の夜明けは、江戸の暮れ。刀、喪くしたお侍、「斬る」も「生きる」も風まかせ。
明治新政府許すまじ――不平士族が政府要人の暗殺を企て、震撼する帝都。しかし男たちがいたずらに流す血のかたわらで、女たちの涙もまた巷に流れる。急変する歴史の裏で綴られる「人間」たちの物語に、我らが主人公、元・同心の千羽兵四郎が寄り添い、斬りこむ。そして、元・新選組など多様・多彩な人物がひしめく警視庁の実像が露わとなる――。

著者紹介

  • 原作山田 風太郎1922年、兵庫県養父市生まれ。
    東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌『宝石』の
    第一回懸賞募集に『達磨峠の事件』が入選。
    ’49年に『眼中の悪魔』『虚像淫楽』の2編で
    日本探偵作家クラブ短編賞を受賞。
    ’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは
    『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの作品があり、
    爆発的ブームに。その他本作『警視庁草紙』に始まる
    明治もの、『室町お伽草子』などの室町もの、
    『戦中不戦派日記』『人間臨終図巻』など、著作多数。
    2001年、79歳で逝去。
    本年2022年で生誕100周年を迎える。

  • 東 直輝1978年、愛知県豊橋市生まれ。
    ’98年、第55回手塚賞佳作受賞作の「CHILDRAGON」でデビュー。
    代表作に『爆音伝説カブラギ』、『[R-16]R』(講談社)など。
    その後、講談社ヤングマガジンで『不死身の特攻兵 生キトシ生ケル者タチヘ』を連載。
    同作で見せた、時代色と熱き人間ドラマを描く手腕は本作『警視庁草紙』においても
    遺憾なく発揮されている。

  • 後藤 一信

登場人物紹介

  • 千羽 兵四郎

    顔良し、腕良し、育ち良しの八丁堀の同心だった。大政奉還により職を失い毎日ぐうたら過ごしているが、警察をからかうついでに東京で起きた事件を解決まで導く

  • 加治木 直武

    司法省警保寮所属の警部。薩摩出身。江戸から東京に変わったばかりの街を守ろうと躍起になっている

  • 半七

    かつては江戸では知らぬものがいない岡っ引きとして兵四郎と行動をともにしていたが、今は隠居生活をしている。しかし、兵四郎とともに東京で起きた事件に首を突っ込む

  • 冷酒 かん八

    兵四郎、半七とともに行動していた元下っ引き。現在は髪結床として働いている。しかし、兵四郎、半七とともに東京で起きた事件に首を突っ込む

  • 油戸 枝五郎

    巡査。加治木の部下として犯罪者がいないか街を見回っている

  • 三遊亭 圓朝

    名の知れた噺家。兵四郎が解決に導いた事件の顛末を伝える語り部

  • 駒井相摸守信興

    元江戸南町奉行。現在は隠居しているが平四郎たちのご意見番的存在で、柔和み見えるが老獪な人物。“隅の御隠居様”と呼ばれている

  • 藤田 五郎

    巡査。加治木の部下で、油戸の同僚だが、その正体は元新撰組三番隊隊長・斎藤 一。腕に覚えがあり、かつての敵である囚人が恐ろしがって自白するほど

  • 川路 利良

    大警視。加治木の上司にあたる。切腹させるとの約束で自白した犯人をさらし首にするような、警視庁の暗部を象徴するような人物

作品情報

製品名警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(2)
著者名
  • 原作山田 風太郎
  • 東 直輝
  • 後藤 一信
発売日2022年04月21日