
灰江 七生
私立探偵。相続を専門に調査している。元弁護士。借金まみれで、元カノのことをまだ引きずっている。ノリは軽いが、優れた観察力を持つ
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人の数だけ相続があり、相続の数だけ事件がある。今日もまた大御所ミステリ作家の葬儀の場で、遺産をめぐる熾烈な「争族」が始まった。葬儀の場で上映されたビデオ遺言をきっかけに、作家の三人娘VS.秘書の仁義なき戦いのゴングが鳴ったのだ。そんなきな臭い匂いにつられてやってきた一人の探偵、名は灰江七生(ハイエナオ)。相続にまつわるトラブル専門の探偵だという灰江は、ハイエナの如き嗅覚で、作家が遺した「遺言」の秘密を暴き出すーー! 前代未聞の相続ミステリ、ここに開幕!
私立探偵。相続を専門に調査している。元弁護士。借金まみれで、元カノのことをまだ引きずっている。ノリは軽いが、優れた観察力を持つ
灰江の探偵事務所のスタッフ。彼から依頼された調査はなんでもする。元医大生なので遺体の調査もできる。バイクや車に精通している
灰江の探偵事務所のメンバー。元警視庁科捜研のエース研究員。背が小さく声が小さいので存在感がないと言われることも。お金に目がない
ミステリー作家。自身主宰のワイン研究会で灰江と知り合いに。生前書いた小説が彼をモデルにした「相続探偵」。自分が巻き込まれた相続事件をなぞった物語だった
灰江が常連だったラーメン屋の店員。店の閉店で困窮していた。鎌倉の名家出身で、兄に相談したが、亡くなった両親の相続を放棄するように仕向けられ…
製品名 | 相続探偵(1) |
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著者名 |
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発売日 | 2021年05月21日 |
初出 | 『イブニング』2021年2号~7号 |