ミツナリズム(3)

ミツナリズム(3)
著者
  • 鈴木 コイチ
掲載誌
  • モーニング

内容紹介

九州平定へ向け豊臣政権が臨む大戦。対するは戦闘民族・島津家!/新たに子が生まれた石田三成は、小競り合いが絶えない島津家と大友家を鎮めるべく九州平定へと乗り出し、その外交手腕をいかんなく発揮する。さらに伴天連(バテレン)追放令、肥後国人一揆、聚楽第落首事件と揉めごとが頻発する中、ついにあの男が三成の前に現れる。秀吉の子飼い一同、出世街道驀進中!

著者紹介

  • 鈴木 コイチ1985年生まれ。千葉県出身。2019年前期・第75回ちばてつや賞一般部門にて、『一週間石田三成』で佳作を受賞。その後、モーニング2020年4・5号に読み切り作品『石田三成ズム』が掲載され、改題しつつ『ミツナリズム』の連載をスタートした。

登場人物紹介

  • 石田 三成

    豊臣秀吉に仕える文治派。鋭い観察力や的確な判断力を秀吉に買われている。しかし、融通がきかないところもあって少々面倒くさい男

  • 大谷 吉継

    誰からも敵意を持たれることがない超絶コミュ力の持ち主。三成の数少ない理解者で、よく行動をともにする

  • 福島 正則

    酒とケンカが好きなヤンキー体質のお調子者。三成にバカにされている

  • 加藤 清正

    秀吉子飼いの4人のひとり。福島正則と同じ武断派に思われがちだが、実は文武両道の総合点が一番高い人物

  • 豊臣 秀吉

    人たらしと呼ばれつつも、敵に対しては容赦ない。常人には理解できない価値観や感覚を持っている

  • 柴田 勝家

    長年織田家に仕えた織田大好きおじさん。トップに立つより組織の中で動いた方が輝けるタイプの人

  • 織田 信孝

    兄・信雄に自害を命じられた悲運の二世武将。戦の能力は高かったようで、父親が織田信長でなければもっと成功していたかもしれない

  • 佐久間 盛政

    イケイケドンドンで賎ヶ岳を攻略したが、秀吉の美濃大返しを前にあえなく敗退。前田利家が有名だが、実は金沢城初代城主

  • 黒田 官兵衛

    お椀がチャームポイントのおじさん。濡れ衣で1年ほど投獄されていた経験から、猜疑心と冷酷さも手に入れた最強の軍師

  • 前田 利家

    若い頃は信長の下でいろいろやんちゃしていたが、年齢とともに落ち着いてきた。豊臣政権のバランサーで、苦労の絶えないおじさん

  • お市の方

    織田信長の妹。最初に嫁いだ浅井家が滅亡し、一時は未亡人に。その後柴田勝家と再婚。その後、秀吉に居城を落とされ自害。権力争いに振り回された不憫な女性

  • 狩野 永徳

    絵師界のサラブレッド。大名から殺到する依頼をこなしながらも流派の継承に力を注いだ。絵が売れすぎたため過労死したのではといわれている

  • 長谷川 等伯

    強気の売り込みが功を奏し、名が知れ渡るようになって狩野派に対抗した。派閥としてはパッとしなかったものの、生涯に渡り名作を生み続けた一代限りの天才

  • 小西 行長

    水軍の長、堺商人、キリシタンと要素の多い人物。秀吉からヘッドハンティングされる。非常に優秀なのだが、何がすごかったかがいまいち後世に伝えられてない

  • ジョアン・ロドリゲス

    ポルトガル出身。母国よりも日本に滞在した期間の方が長かったため、日本語の方が堪能。後年、伴天連追放のゴタゴタに巻き込まれ、最終的にはマカオで生涯を閉じる

  • 石田 正継

    領民からの評判がすこぶる良い、多趣味な三成のお父さん。老後は悠々自適に過ごせるかと思いきや、多忙を極める三成に代わり駆り出されることになる

  • 石田 正澄

    三成と同時期に秀吉に仕官し、父と共に弟をサポートする。弟と並ぶとどうしても“じゃない方”感が強調されてしまう不運な兄

  • 安国寺 恵瓊

    生臭坊主。生後まもなく毛利元就に生家を滅ぼされており、その後に僧侶としてのキャリアを積むために転々としていたところ、なりゆきで毛利家に仕えることになった複雑な経歴の持ち主

  • 大友 宗麟

    戦国の世において、宗教を政治に最大限活用した人物。信仰の違いで正室と離縁したり、謀反を起こされたりと苦労が多かった模様。蹴鞠がうまい

  • 島津 義久(龍伯)

    人一倍慎重な性格で、秀吉からはあまりよく思われていなかった。豊臣の傘下に入りつつも独立心は高かった。島津家投手の中で唯一肖像画が残されていない

  • 島津 義弘

    若い頃から数々の武勲を上げてきた戦国きっての狂戦士、もとい戦上手。見た目にそぐわず医術に詳しかったようで、多少の怪我ならへっちゃら

  • 黒田 長政

    13歳で秀吉に仕官し、はやくから領地を与えられたエリート。性格は目立ちたがり屋だったようで、人前で歌いすぎて家臣から苦情を受けたことがある

  • ガスパール・コエリョ

    イエズス会の宣教師で日本地区責任者。秀吉がキリシタンを警戒していることに気づけない、異国の人の機微が分からない人

  • 神屋 宗湛

    貿易の後ろ盾を得るために度々時の天下人と接触しており、信長に謁見した際には本能寺の変に巻き込まれ命からがら脱出した経験のある激レアさん

  • 佐々 成政

    信長の馬廻衆として取り立てられ、生涯にわたり数々の武功を重ねた。城主を務めていた富山城は県庁となり、現代も行政の中心地として機能している

  • 直江 兼続

    容姿端麗・文武両道でなんでも一人でこなせるタイプ。個性的な兜で400年以上にわたり“推し”をアピールし続ける伝説のTO(トップオタ)

  • 上杉 景勝

    感情表現に乏しく、周囲から恐れられていたが、本人はいたって平和主義者。関ヶ原の戦いの後、所領を減らされるも、家臣を一人もリストラしなかった。かなりの刀剣マニア

  • 増田 長盛

    三成にとっては職場の先輩。長きにわたり秀吉に重用されていたが、秀吉の死後は豊臣・徳川の対立に悩まされることになる

  • 茶々(淀殿)

    信長に実父の家を滅ぼされ、実母と継父を自害に追い込んだ秀吉の側室となるなど数奇な運命を辿る。168cmと、かなりの長身

作品情報

製品名ミツナリズム(3)
著者名
  • 鈴木 コイチ
発売日2021年03月23日
初出『モーニング』2020年42号、43号、45号~49号、51号、52号、2021年2号~7号、9号、10号