著
花田 陵
『デビルズライン』の花田陵が描く
戦慄と哀切が渦巻く、ダーク《バトル》ファンタジー!
突如現れた化け物「ショウジョウ」に、世界は蹂躙されていた。
凶暴な力で人に牙をむき、少しでもショウジョウに傷つけられた者は
あるウイルスに感染し同じショウジョウとして蘇ってしまう。
人々は「空中都市」を作り、「ガルド」と呼ばれる討伐部隊を組織して
ショウジョウに対抗していた。
咬まれずとも感染する──?
ショウジョウと戦う者たちは
これまでの常識を覆す事実に気づき始める。
ウイルスの正体に迫ろうとする者たちを
待ち構える過酷な運命。
本当の敵は誰なのか。
そして身体に変化が現れ始めた宮地に対し、
南が驚きの行動に出る。
”二度と会えなくなるのは嫌なんだ”
死を望んできた男が生きることへ目覚める
待望の最新刊!
B地区遊軍1の精鋭。慢性的な精神疾患を抱えており、死にたがり。黒いマントに身を包んでいることから「ブラックガルド」と呼ばれている
南の相棒としてB地区遊軍1に配属された。南に興味を持ち、心を通わせ始める。ショウジョウに噛まれた右足を南に切り落とさせる。料理が得意
養成学校を学年1位の成績で卒業した新人ガルド員。南に憧れており、同じ部隊への配属を希望し、ともに戦うことに
C地区遊軍。弟を自殺で亡くしており、死にたがりの南に興味を抱く。ショウジョウの鳴き真似が得意。人間を生き餌にするなど非情な面を持つ
B地区5番隊隊長。川上に部下を生き餌にされたと疑っている。南らとともに新種のショウジョウの調査隊として旧川崎工業地帯に派遣される
生態研究部課長。南たちとともに川崎の新種調査に向かい、噛まれなくても感染する可能性があることなどに気づくが、何者かに拘束されてしまう
川崎支社警備課F隊長。新型ショウジョウに噛まれた右腕をすぐに切り落とし、感染を免れた
生態研究部の医師。ショウジョウに感染した宮地を救おうとしている
キャンプ地で荻野と一緒に過ごしていた年上の男性。荻野を「チイ」と呼ぶ。再会を果たすが、喉がショウジョウになっている
ゼンとチームを組んで大型のショウジョウを東京に誘導してきた
生態研究部の社長。新種の調査をしていた轟を拘束。直属の0部隊を指揮している
0部隊隊長。ショウジョウに感染した要人用凍結装置「Fsd(エフスド)」を管理している。一方的な0部隊の在り方が好ましくない
製品名 | ブラックガルド(3) |
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著者 | |
発売日 | 2021年02月22日 |
初出 | モーニング増刊『月刊モーニングtwo』2020年10月号~12月号、2021年1月号、2月号 |