テセウスの船(10)

テセウスの船(10)
著者
  • 東元 俊哉

掲載誌

内容紹介

お泊り会当日。21人が毒殺される未来を変えるために、警戒を強める心と文吾は、持ち物検査を実施。さらに、飲食も禁止にする。そして行方不明の和子と鈴を探して音臼岳の小屋に行った心は、殺人鬼と対峙。一連の事件の異様な動機を知ることに。時を超え揺れ動いてきた佐野家の未来が、ついに決まる――衝撃のタイムスリップ・サスペンス、ここに完結。

登場人物紹介

  • 田村 心

    音臼小無差別大量殺人事件の犯人の息子。事件の真相を知るため訪れた音臼村で突如1989年にタイムスリップし、過去を変えるため奔走する

  • 岸田 由紀

    心の妻。出産時に子供は生まれたものの自らは命を落としてしまう。歴史が変わった現代では雑誌の記者をしており、音臼村の事件を調べていた

  • 佐野 文吾

    音臼村の元警察官で、心の父。殺人事件の犯人として死刑が確定したが本人は無実を主張。過去にタイムスリップしてきた彼と事件の真相を探る

  • 村田 藍

    文吾の長女・佐野鈴であり、心の姉。成人してからは整形し名前を変え別人として暮らしていた。みきおの内縁の妻となり妊娠している

  • 加藤 みきお

    音臼村事件の真犯人。被害者の1人を装いさつきの養子となり、のちに藍の内縁の夫となる。タイムスリップ後、過去の自分の犯行を幇助する

  • 木村 さつき

    音臼村の元学校教員で、みきおの養親。彼が事件の真犯人だと知っており、その秘密を守るために殺人を犯すが……

製品名テセウスの船(10)
著者
  • 東元 俊哉

発売日2019年12月23日
初出『モーニング』2019年20号~23号、25号~30号

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