著
佐藤 友生
内容紹介
護国寺黒郎、すご～く地味な男の子。春日琴子、ちょっぴり霊感アリの女の子。二人の共通点は、視えちゃうってこと！ 妖怪が！！ 実は、黒郎の正体は、妖怪が視えるどころか妖怪の病気を治す『妖怪のお医者さん』だった！ そしてスケベだった！！ 人生で初めてできた友達、琴子を助手に、今日も妖怪救います！！
護国寺黒郎１５歳、すごーく地味な男の子。春日琴子１５歳、ちょっぴり霊感アリの女の子。二人の共通点は、視えちゃうってこと！ 妖怪が！！ 実は、黒郎、妖怪が視えるどころか妖怪の病気を治す医者なのだ！ 人生で初めてできた友達、琴子を助手に、今日も妖怪救います！！
登場人物紹介
護国寺 黒郎（クロ）
妖怪に育てられた妖怪のお医者さん。ちょっと抜けた性格だが、傷ついた者は人であれ妖怪であれ放っておけない優しさを持っている
春日 琴子
除祓屋の家系で育ったクロの同級生。彼に助けられ、妖怪への認識が変わったことで助手になる
マタさん
片方の尻尾が欠けた黒猫の猫又。人間を忌み嫌い、クロに人間を信じないように忠告しているが、渋々面倒を見ている
濡れ女
三千年生きた竜族の大妖怪で、慈しみ深いクロの育ての母親。彼女に血肉を与えられ、クロは悪の妖怪たちに狙われるようになる
キューカン坊
クロの相棒の妖怪変化。いろいろな物に化けられる。好物はキュウリ
浦上 弥生
誰にでも好かれる、一見完璧な女の子だが、友達との付き合い方が分からず悩んでいた。百々目鬼を自身の腕に憑かせている
穂村 絵衛(カイエ)
クロの妖怪側の幼なじみで妖界の親友でもある。人の願いを叶える妖怪・座敷童子。イケメンだが口ベタで照れ屋
穂村 マリ絵
カイエの想い人で幽霊。幼い頃からのカイエとの繋がりを逆手に取られ、悪の妖怪たちに結界に幽閉されている
楠石 千里
妖界専門のハンターで、懸賞金がかけられるほど有名で腕も立つ。右目に千里眼を宿しており、あらゆるものを見通す
月島 秀人
クロたちのクラスメイトでサッカー部所属。かわいい子はみんな嫁候補の一般人。人間と妖怪のカベを越えて交流できている（？）
山野 サトリ
隣のクラスに転入してきた、人の心を読み取ることのできる妖怪・覚（さとり）の女の子。泣くことができず悩んでいたが、楠石に救われる
白澤
医療の神で、クロの妖怪の医者としての師匠。淡白で飄々とした性格で、オモシロいかどうかを物事の尺度としている
ヴァンパイア
天神（しゅら）と呼ばれ、かつて人間と妖怪たちと敵対した者。自衛隊の駐屯地で封印されていたが、復活し、闘争を求め動き出す
ぬうりひょん
力ある妖で、ぬらりひょんとも呼ばれる。その本質は人の心のすき間につけ入ることだが、琴子の本物の優しさに惚れる
牛鬼
妖界における最凶最悪の妖怪。クロの持つ力の根源となる呪いを残した張本人であり、元人間でもある
| 製品名 | 妖怪のお医者さん（１） |
|---|---|
| 著者 | |
| 発売日 | 2007年06月15日 |
| 初出 | 『週刊少年マガジン』’０６年第３１号、第３２号、’０７年第１３号、第１４号 |