2023.05.18

【6月6日より開幕!】アジア最大級のマーケティング&コミュニケーションのイベント「Advertising Week Asia 2023」の価値と見どころ

アジア最大級のマーケティング&コミュニケーションのイベント「Advertising Week Asia 2023」が、6月6日(火)から6月8日(木)の3日間、東京ミッドタウンを舞台に開催されます。この一大イベントの見どころを、Advertising Week Asia エグゼクティブプロデューサー 笠松良彦さんに、聞きました
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エグゼクティブプロデューサーが語る「AWA2023」の価値

「Advertising Week」は、2004年にニューヨークで始まった、広告・メディア・CR・マーケティングなどの領域を網羅する世界最大級のイベントです。世界各地域において中心となる都市で毎年開催され、年間を通して約34万人の業界関係者が集結します。そのアジア版が「Advertising Week Asia」(AWA)です。Advertising Week Asia エグゼクティブプロデューサー 笠松良彦さんは、来月6日より開催される「AWA2023」の見どころについて、以下のように語ります。

「今年は、ついにリアルイベントとしての、AWA復活の年です。コロナ禍のなか、AWAはオンライン開催、リアルとオンラインのハイブリッド開催と、形を変えながらも継続してきました。そして今年は、リアルイベントがメイン、その内容を24時間後にオンライン配信するという、リアル主体のイベントとして、お届けします。

AWAの最大の価値は、『企業や業界の壁を超えて、オープン・自由・中立な場であること』、そして『一方的な成功体験ではなく、リアルなストーリーを学べる場であること』の2つです。競合2社が意見を交わすセッションなどもあり、本を読んで学べることとはレベルの違う"リアル"がそこには存在します。その背景には『さまざま壁をなくし、すべての関係者がオープンにつながってほしい』という私たちの思いがあります。

昨年は、リアルとオンライン合計で、3万人以上もの方に参加いただきました。今年も多彩なイベント、セッションをご用意しています。多くの方のご来場を、心よりお待ちしております

笠松良彦さんおすすめ! AWA2023注目のイベント

1.Future is Female Award(招待制)
「NY、ロンドンですでに展開されている、世界的にも有名なアワードのアジア版です。広くマーケティングコミュニケーション業界で活躍する女性を、AWA2023のオープニングガラにて表彰します」(笠松さん)

2.JAAチャレンジアワード
「今年も日本アドバタイザーズ協会とコラボして、JAAチャレンジアワードの表彰式をAWAと共同開催します。多数の広告主マーケターの方々が参加されることも、AWAの大きな特徴です」(笠松さん)

3.YouTube Works Awards Japan 2023
「昨年に続き、今年もYouTube Worksの表彰式がAWA2023の会場内にて行われます。これはYouTubeを活用した効果的な広告事例を表彰し、共有するものです」(笠松さん)

4.Amazon Studio
「Amazonスタジオとは、NYおよびロンドンで始まったオンライン専用チャンネルです。業界著名人のライブ配信、インタビュー、過去の人気セッション、グローバルからの専用コンテンツなど、独自の内容で構成しています。AWA2023では、ホールAとBの間に可視化されたスタジオを設置し、お届けします」(笠松さん)

5.AWAベストパーパスプラクティス2022
「パーパス(理念)が素晴らしく、かつ具体的な取り組みや実践をしている企業ブランドを、AWAアドバイザリーカウンシルと学生が学び、評価し、共有するというプロジェクトです。見事ベスト3に輝いた3社、サントリーホールディングス、リクルートホールディングス、ワークマンさんをパネリストにお招きし、トークセッションを開催します」(笠松さん)

C-stationおすすめ! 注目のセッション

1.「伝わらない時代」に、企業自らをコンテンツ化するためには?~ウェルビーイング × マンガIP × オリジナルストーリーで伝わる勝利の方程式~

●日時:
6月6日(火)14:00~14:30

概要:
近年、ライフスタイルの多様化、急激なテクノロジーの進化により、企業のコミュニ
ケーションも多様化し、従来の広告コミュニケーションでは「伝わりづらい」時代になっています。企業が自身のパーパスを明確にし、さらにそれをわかりやすく「伝え」、「共感」してもらうことが土台として重要になっている中で、その一つの手法として「マンガ」に注目が集まっています。

本セッションでは、『宇宙兄弟』の編集で知られる株式会社コルクCEOの佐渡島さんを迎えて、マンガが企業のコミュニケーションにもたらす効果をわかりやすく解き明かすとともに、講談社とASAKOによるビジネスユニット「C-station Biz」がマンガIP活用を進めるうえで実践する、生活者に「伝わる」コミュニケーション設計の方程式を紹介します。

スピーカー:
・佐渡島庸平(コルク代表取締役社長CEO)
・井上 征一郎(朝日広告社 クリエイティブディレクター)
・吉川 さやか(朝日広告社 アカウントエグゼクティブ)
・丸田健介(講談社)

2.デジタル広告再考 「リーチ」と「受容性」の黄金比はあるのか?~マス4媒体デジタルへの期待と課題~

●日時:
6月7日(水)18:00~18:30

●概要:
電通発表による「日本の広告費2022」によると、インターネット広告費は3兆を超えました。ただし、日本市場は海外と比較しても、大手プラットフォーマーへの投資比率が高く、いわゆるオープンウェブへの投資は2%程度(北米では20%程度)にとどまっています。

国内のオープンウェブの選択肢として有力視されているのが「マス4媒体由来のデジタル広告」。本プログラムでは、広告主から期待される広告効果を、従来の「リーチ」に「受容性」という指標を加えて、デジタル広告を再評価します。広告主、メディア、リサーチ会社それぞれの視点により、デジタルマーケティングにおける「動画広告」「音声広告」「テキスト型広告」の活用事例とともに、コンテンツ由来の広告の力を検証していきます。

●スピーカー:
・小出誠(JICDAQ事務局長)
・池田宜秀(ビデオリサーチ執行役員)
・坂谷温(radiko取締役)
・長崎亘宏(講談社)

Advertising Week Asia 2023」の詳細は公式サイトよりご覧ください。
https://advertisingweek.com/event/awasia-2023-jp/

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筆者プロフィール
C-station編集部

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