2021.05.20

2021年度、第45回「講談社漫画賞」決定!──『ブルーロック』『花野井くんと恋の病』『ゆりあ先生の赤い糸』

毎年、もっとも優れた作品を発表した作家を顕彰している「講談社漫画賞」、第45回の受賞作品が決定しました。受賞した作品はどれも、熱量の高い読者を抱える「注目作品」です。部門別に受賞作をご紹介します。

【選考委員】海野つなみ・小川悦司・久米田康治・東村アキコ・三田紀房・大和和紀・幸村 誠(五十音順)

少年部門(賞状・ブロンズ像・副賞各百万円)

ブルーロック
原作/金城宗幸(かねしろ むねゆき)氏 漫画/ノ村優介(のむら ゆうすけ)氏

掲載誌/週刊少年マガジン(講談社)

ブルーロック14巻

●STORY

2018年、W杯。日本代表は無残に散った。今大会もベスト16止まり...。アジアでは強豪? 組織力は世界レベル? そんなことは、もう聞き飽きた! 課題は、絶対的な「エースストライカー」の不在。悲願"W杯優勝"のために、ゴールに飢え、勝利に渇き、試合を一変させる革新的な"1人"を作るべく、日本フットボール連合は300人のユース年代の選手達を招集する。まだ無名の高校2年生・潔世一は、己のエゴを以って299人を蹴落とし、最強のエースストライカーの道を駆け上れるか!? 登場人物、全員"俺様"! 史上最もイカれたエゴイストFWサッカー漫画、ここに開幕!!

少女部門(賞状・ブロンズ像・副賞百万円)

花野井くんと恋の病』  森野 萌(もりの めぐみ)
掲載誌/デザート(講談社)

北米・ヨーロッパ圏でも発売即大ヒット!

●STORY

高校1年生の冬、隣のクラスの花野井くんに何気なく傘を貸したのがきっかけで、「僕と付き合ってください」と告白されてしまった日生ほたる。好きな子のためならなんでもしてあげたい花野井くんに戸惑ってばかりだけど、恋する気持ちを知りたいほたるは期間限定の「お試し」で付き合うことになって......!? 『おはよう、いばら姫』の森野萌最新作は、恋を知らない女子×愛が重すぎる男子の初恋ピュアラブストーリー!

総合部門(賞状・ブロンズ像・副賞百万円)

ゆりあ先生の赤い糸』 入江喜和(いりえ きわ)
掲載誌/BE・LOVE(講談社)

●STORY

かつて姉の影響でバレエをやっていた伊沢ゆりあ50歳。現在は手芸教室の先生として地味ながらも幸せに暮らしている。そんなある日、物書きの旦那が渋谷のホテルで昏倒し、救急車で緊急搬送される。病院に駆けつけるとそこにいたのは旦那と見知らぬ美青年。診断はクモ膜下出血。緊急手術をし一命は取り留めたが、旦那はいっこうに目覚めない。そして後日、病院で再開した美青年の口から語られたのは信じがたい話で・・・・・・。

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