2020.09.10

雑誌由来のデジタルメディアの特異性や優位性が明らかに! 電子雑誌読者プロファイリング調査

近年、雑誌広告ビジネスにおいては、デジタル領域での「利用者特性の可視化」「効果指標データの整備」へのニーズが高まっています。そこで今回、業界共同による<電子雑誌読者プロファイリング調査>を2020年9月に実施することが決定。これにより、雑誌由来のデジタルメディアの特異性や優位性が明らかになる予定です。

主要な出版社・広告会社で構成される「日本雑誌広告協会」は、雑誌広告の質的向上を図ることを目的に、さまざまな調査や研究などを行っている社団法人です。近年、雑誌広告ビジネスにおいては、デジタル領域での広告効果やアカウンタビリティ(説明責任)の観点から、「利用者特性の可視化」「効果指標データの整備」へのニーズが高まっています。そこで同協会は、デジタルメディアビジネスの共通指標整備を目的に、電子雑誌の配信サービスを担う「NTTドコモ」、「D2C」、および広告効果指標の知見を持つ「ビデオリサーチ」の3社と情報交換を重ねながら、調査手法や指標に関する検討を進めていました。

そして今年9月、ついに業界共同による電子雑誌読者プロファイリング調査が実施されることとなりました。本調査は、同協会、各協力出版社、加えて広告会社3社(電通、博報堂DYメディアパートナーズ、ADKマーケティング・ソリューションズ)の出資によって行われます。

調査対象は、「dマガジン」上の電子雑誌(9社22誌)。それぞれの読者属性、閲読状況に加えて、インターネットおよびインターネット広告に対する意識、生活価値観などについて、雑誌本誌との比較も含めて解明される予定です。これにより、雑誌由来のデジタルメディアの特異性や優位性が明らかになるとともに、今後の広告効果指標の構築に向け、基準値の整備が進められる見込みです。

なお、調査結果の概要は調査レポート等で公開されるほか、詳細データはさまざまなメディア研究の場でも活用される予定です。本調査の結果が公表されることで、今後さらに出版社が手掛けるデジタルメディアビジネスへの信頼性や価値が向上し、データに基づくプランニングや取引の活性化にもつながると思われます。結果は、今年12月頃に発表予定です。

【調査概要】
対象誌:9社22誌
調査時期:2020年9月初旬
調査対象者: dマガジンにおける対象誌閲読者
調査エリア:全国
調査方法・内容:アンケート調査(基本属性/インターネット意識/生活価値観、など)
アンケート配信数: Total 4,000s (回収数は各誌により変動あり)
調査設計・全体管理:株式会社ビデオリサーチ
測定・実査機関:株式会社NTTドコモ、株式会社D2C

【結果リリース】  
2020年12月予定

【調査対象誌一覧(9社22誌)】

ジャンル

ビークル名

出版社

週刊誌

週刊現代

講談社

週刊文春

文藝春秋

FLASH

光文社

男性ファッション誌

Fine

日之出出版

FINEBOYS

日之出出版

MEN'S NON-NO

集英社

Safari

日之出出版

男性ヤングアダルト誌

Sports Graphic Number

文藝春秋

Tarzan

マガジンハウス

女性ミドルエイジ誌

BAILA

集英社

Oggi

小学館

LEE

集英社

STORY

光文社

VERY

光文社

with

講談社

クロワッサン

マガジンハウス

ビューティ・コスメ誌

MAQUIA

集英社

VOCE

講談社

美的

小学館

生活実用情報誌

オレンジページ

オレンジページ

レタスクラブ

KADOKAWA

モノ・トレンド情報誌

DIME

小学館

計 7ジャンル

計 22誌

計 9社

【本件に関するお問い合わせ先】
■ビデオリサーチ コーポレイトコミュニケーション部
 〒102-0075 東京都千代田区三番町6-17
 TEL:03-5860-1723  FAX:03-3556-8914

■日本雑誌広告協会 事務局
 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-32
 TEL:03-3291-6202  FAX:03-3291-6240
担当:堀埜、三科  

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