アンメット ーある脳外科医の日記ー(6)

アンメット ーある脳外科医の日記ー(6)
著者
  • 大槻 閑人

  • 原作

    子鹿 ゆずる

掲載誌

内容紹介

開示されないカルテ、消された検査結果、薬の予防投与―――。この記憶障害には、裏がある。/日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。術者を経験し、またひとつ医師として自信をつけた川内ミヤビ。一方、ミヤビが抗てんかん薬を服用していることを知った三瓶は、それを指示した主治医である大迫教授に疑念を抱く。関東医大の綾野に協力を仰ぎながら、記憶障害、そして失われた記憶に隠された真相を暴こうとするが―――。「抗てんかん薬」「側頭葉てんかん」の症例を収録。

登場人物紹介

  • 三瓶 友治

    アメリカの病院から郊外にある丘陵セントラル病院に来た脳外科医。臨床と研究を両立させたい仕事中毒者。事故前のミヤビと婚約していた

  • 川内 ミヤビ

    丘陵セントラル病院に勤める総合診療科所属の医師。三瓶のせいで脳外科を兼務することに。記憶障害を抱えている

  • 星前 宏太

    丘陵セントラル病院の救命救急部長。三瓶のせいで脳外科も兼務することになるがなぜか自信を持っている

  • 津幡 玲子

    看護師長。ミスが多いミヤビに厳しいが根はいい人

  • 成増 貴子

    美人麻酔科医。マイペースでおっとりしたタイプで緊迫した場も彼女の一言で和む。先崎と真っ向からやり合う三瓶を評価している模様

  • 先崎 彰

    胸部外科医。自分の都合が第一で周囲からは面倒くさい人間だと思われている。なにかと意見や考え方が合わない三瓶を嫌っている

  • 藤堂 利幸

    丘陵セントラル病院の病院長。病院に来た早々、破天荒な行動をとった三瓶に悩まされる

  • 宝生

    丘陵セントラル病院の理事長。医師だった夫をくも膜下出血で亡くしたことをきっかけに、院内に脳外科を立ち上げた

  • 大迫 紘一

    ミヤビの主治医で関東医大教授。三瓶のことを目に敵にしていて、ミヤビの診療記録を頑なに見せようとしない

  • 綾野 楓

    星前の大学の同級生。イケメンで血管内手術もできる国内で最も注目されている優秀な医師。婚約者がいるが、昔気になっていたミヤビに近づこうとしている

  • 西島 麻衣

    関東医大の医局秘書。綾野の婚約者で、関東医大同窓会長の孫娘

  • 西島

    関東医大同窓会長で麻衣の祖父。彼女と綾野の婚約を喜んでおり、彼には箔をつけるため医学博士になることを望んでいる。ミヤビの治療方針に何らかの関わりを持っている

製品名アンメット ーある脳外科医の日記ー(6)
著者
  • 大槻 閑人

  • 原作

    子鹿 ゆずる

発売日2022年06月22日

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