窮鬼の仇花(1)

窮鬼の仇花(1)
著者
  • 冬葉 つがる

掲載誌

内容紹介

「神様が視(み)える」という特殊な体質を持つ少年 環春(たまきはる)は、
身の回りに存在する八百万(やおよろず)の神らと心を通わせていた。
ある日、出会った貧乏神の少女 カズラと共に“忌み地”と呼ばれる神社を訪れた彼は、
そこで巨大な穴“虚(うろ)”に飲み込まれてしまう。
目覚めた環は、自身が神々の棲まう国「高天原(たかまがはら)」へと渡っていることを知り―――!?

登場人物紹介

  • 環 春

    八百万の神々や彼らと敵対するケガレが視える少年。神の一人カズラを助けたことから、神々が棲む高天原の存亡の危機に立ち向かうことになっていく

  • カズラ

    八百万の神の一柱で六代目の貧乏神。意図せず周囲に災厄をもたらしてしまう「窮鬼」だが、人の願いを叶えたいと思っている

  • ベッコ

    環が引っ越した田舎の片隅にあった祠にいた土地の神。信心する人がいなくなり、祠もなくなってしまったが環に助けられ、行動をともにするように

  • ヒヨコ

    環の友人が大切にしているヒヨコのマスコットの付喪神。依り代であるマスコットを環が修繕してくれたことから、彼の願いを叶えようとしている

  • タカラ

    高天原に住む六代目の福の神で、カズラの兄的存在。表裏一体をなす貧乏神との均衡を保つため、カズラと血よりも濃く固い兄弟の契りを交わしている

製品名窮鬼の仇花(1)
著者
  • 冬葉 つがる

発売日2022年04月07日

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