復讐の教科書(9)

復讐の教科書(9)
著者
  • 原作

    廣瀬 俊

  • 河野 慶

掲載誌

内容紹介

教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」

白鳥の魔の手から柊を守るため、黒瀬は柊に先生に近づかないよう警告する。しかし、黒瀬の説得も虚しく二人は急接近。柊が白鳥に溺れていく様を見せつけられ黒瀬の心は崩壊寸前……。そして、白鳥のシナリオの裏で新たな悪意が動き出す! 絶望へのカウントダウンがはじまった!

登場人物紹介

  • 黒瀬 良太郎

    教師になることを夢見る高校生。イジメの加害者グループに屋上から自殺を促され、落下。真下にいた白鳥と衝突して入れ替わり、復讐を実行していく

  • 白鳥 聖

    黒瀬の通う高校の教師。人気もあり人徳もあるが、屋上から転落した黒瀬と衝突し、中身が入れ替わる。実は陰で悪事を働いている

  • 不道 エイジ

    黒瀬をいじめていたグループのリーダー格。黒瀬を陥れるため、彼の父を痴漢の犯人に仕立て上げ、自殺に追い込んだ過去が。黒瀬と白鳥の入れ替わりに勘付く

  • 森野 くるみ

    いじめグループのスクールカースト最上位であり続けようとするインスタJK。白鳥(黒瀬)に万引の現場を撮影されてしまい復讐の手伝いをさせられることになる

  • 美谷 ひな

    いじめグループの中にいた切木と付き合っていたが、実はエイジとも二股をしていた。さらには白鳥(黒瀬)とも関係を持つなど何を考えているのかが読めない黒瀬にとっての地雷

  • 仙水 理人

    イジメを最高の「娯楽」と言い切るクズ中のクズ。意識が戻り記憶を失った黒瀬を殺害することを目論むも、白鳥になった黒瀬の復讐に遭う

  • 遊井

    いじめグループのひとり。白鳥になった黒瀬の復讐に遭い入院していたが目覚めた。仲間に裏切られたことを知り、学校へ乗り込んでくるが…

  • 群青 ひかる

    警視庁捜査第一課殺人犯捜査第十係群青班主任。白鳥の大学時代の同級生。白鳥(黒瀬)のまわりの生徒に起こった事件を調べている

  • 柊 カレン

    黒瀬の同級生。入れ替わる前の白鳥に胡散臭さを感じていた

  • 不道 正義

    エイジの父で学校の顧問弁護士。かつて黒瀬のことを気に入っていた。それがエイジが彼をいじめる原因に

  • ネネ先生

    白鳥と黒瀬の入れ替わりに勘付いたエイジが白鳥について情報収集しているところ、入れ替わりを確信する重要な証拠を彼の前に出してしまう

  • 黒瀬の父

    やってもいない痴漢の容疑がかけられ、無実だと証明するため戦っていたが、痴漢の目撃者がいたことで追い込まれ自殺する

  • 赤松

    群青の部下の刑事。白鳥(黒瀬)に頼まれ行方不明になっている元生徒を探し出す。だが黒瀬(白鳥)に命を狙われてしまう

  • 冴木 薫

    黒瀬たちの同級生。派手な外見のため誤解されやすいが、大家族の長男で亡き母に代わり家族の面倒を見るしっかり者。何者かに陥れられかける

  • 新島 絹枝

    黒瀬たちの同級生。人当たりがよく、くるみや冴木に協力的に見えていたが、実は白鳥(黒瀬)と手を組むと同時に、独自に自らの復讐のため様々な人間を陥れていた

  • 若王子 昴

    黒瀬たちの同級生。一見、誰にでも親切そうだが、女好きで思い込みが激しい。ネネ先生に好意を寄せており、彼女が孤立するよう裏で画策していた

製品名復讐の教科書(9)
著者
  • 原作

    廣瀬 俊

  • 河野 慶

発売日2021年11月09日
初出『マガジンポケット』2021年7月14日号~9月15日号

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