星降る王国のニナ(6)

星降る王国のニナ(6)
著者
  • リカチ

掲載誌

内容紹介

瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、大国ガルガダへの輿入れを控えていたアリシャ姫の身代わりとして、フォルトナの第二王子アズールに見出される。孤独な星の下に生まれ、互いに惹かれ合うふたり。ニナは、国王に狙われたアズールの命を救うため、ガルガダの第一王妃の座を手に入れることを決意する。しかし、ガルガダの第一王子セトは、愛を知らぬ冷酷な青年だった。それでもニナは「私を好きになってみるのはどうかな?」と持ちかけ、少しずつ距離を縮めていくが、突如として、王位継承順位は白紙となり、王の座をめぐってニナの争奪戦が繰り広げられることに。さらにそこへ、フォルトナ国の使者としてアズールが現れる。「フォルトナに帰ろう」と告げられ、一瞬で心を包まれてしまったニナ。
太陽の王子と月の王子に求められ、星の巫女の選ぶ道とはーー!? 運命が加速する極上の王宮ファンタジー第6巻!

登場人物紹介

  • ニナ

    孤児だったがフォルトナの姫・アリシャの身代わりとして見出された。アズールを守るために、大国ガルガダへ嫁ぐ決意をする。ヒカミに持たされた差し入れでセトの毒殺容疑がかかり…

  • アズール

    フォルトナ国の第二王子だったが国王に。ニナをアリシャ姫として教育し、大国ガルガタに嫁がせるつもりだったが、互いに惹かれ合う

  • セト

    大国ガルガダの第一王子。他国の花嫁候補の女性たちが震え上がるほど冷徹な性格だったが、ニナとの距離が近づく。蟄居中にニナの差し入れに毒が入っていて、倒れてしまうが…

  • ヒカミ

    ニナと一緒にフォルトナからきたたったひとりのニナの侍女。しかし、いざというときセトに手をかけるために遣わされていた。ニナの毒殺疑惑の原因に。アズールとも連絡をとっている

  • アン

    バステアで出会った新人侍女。ニナと仲良くなる

  • ヨル・アト

    セトの兄でガルガダの第二王子。黒の宮に住んでいる。女が苦手だが、王位継承のためにニナに近づく

  • ビドー・ターハ

    セトの兄でガルガダの第三王子。紫の宮に住む。ニナを手に入れることが王位継承につながることになり、積極的に近づくが、ガルガダに来ていたアズールとニナの関係を見抜く

  • トート・ユガ

    セトの弟でガルガダの第四王子。王位に興味がなく、セトを孤高で世界を破壊する神と崇めている。その存在感を歪めるニナのことを憎み、彼女の心が折れることを仕掛けるが…

  • ノア王

    本名はノア・ハレ。ガルガダ王で4人の王子たちの叔母。破天荒なニナをおもしろがり、セトとの結婚を進めることを決意。しかしその矢先、ニナにセトの毒殺疑惑が浮かび、彼女を疑う

  • ドグラ・ケト

    かつて集団虐殺した重罪人。手違いで黒の宮の代表として闘技大会に出場するが、なぜかニナの命を狙う

  • フォルトナ前国王

    フォルトナを治めていた王。アズール、アリシャ、ムフルムの父親

  • フォルトナ前王妃

    第一王子ムフルムの母。アズールを目障りに感じている

  • ムフルム

    フォルトナの第一王子。アズールに憧れている

製品名星降る王国のニナ(6)
著者
  • リカチ

発売日2021年10月13日
初出『BE・LOVE』2021年7月号~10月号

キーワード検索

キーワード検索

絞り込み検索