明治末期の東京に、二人の若き文学青年がいた。のちにアイヌ語研究の創始者となる金田一京助、そして26歳の若さで亡くなってしまう歌人石川啄木。明治浅草を代表とする浅草十二階に幽霊が現れた。どうもただの幽霊ではないと啄木が目をつけて、啄木と京助二人の探偵活動が始まる。令和二年にTVアニメ化された、第三回創元推理短編集受賞作『啄木鳥探偵處』コミカライズ第1巻開幕！
のちにアイヌ語研究の第一人者となる男。今はしがない中学校教師。啄木と一緒に浅草十二階の幽霊騒動の推理をする
のちに歌人として有名になる男。今はしがない不定職者。浅草十二階の幽霊騒動を解決しようと躍起になる
のちに『銭形平次』を著す男。今はしがない新聞記者
京助と啄木の下宿先の大家。啄木のことは信用していないが、彼らの探偵活動に協力してくれる
