望郷太郎(4)

望郷太郎(4)
著者
  • 山田 芳裕

掲載誌

内容紹介

「日本人」のルーツと人の「暮らし」の原点をたどり、「文明」の「落としどころ」を求め、「世界」の「神話」が次第に明らかになる。『へうげもの』『仕掛暮らし』に続く山田芳裕の最新遠大野望作。週刊「モーニング」で年2回ブロック連載中!!



大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から五百年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ!!

猛獣エンリルとの壮絶な戦いでミトを失い、パルの帰郷に従うこととなった太郎。凍える大地で叔父一家は生きていた。招かれざる客でありながら、村の存亡をかけた「大祭り」に巻き込まれる。未知なる原始の習俗が太郎の運命をもてあそぶ!!

西の村や中の村よりも発展している東の村へ贈与された太郎。農耕が行われ、人口も多いこの村では奴隷たちが重労働を通じ長一族に奉仕していた。虚しく使役される男たち。復讐を誓う若き女奴隷頭。人でありたい。人になりたい。彼らを救いたい太郎は、やがて力の源泉に気づく!!

生きんがための戦いを終え、太郎とパルはバイカル湖南端へ到達。ここは楽園と思った矢先、太郎は高熱に倒れた。薬を求めてパルは村へと出たが、「売買」を知らず囚われの身に。聖と俗が共存し、一見平和なヤープト村も、東の村同様、事実上の宗主国マリョウの苛政に苦しんでいた。人々の暮らしを救うため、太郎は「税」と「土地」で闘いを仕掛ける!!

登場人物紹介

  • 舞鶴 太郎

    イラクで人工冬眠から500年ぶりに目覚めるが、家族も財産も失っていた。絶望のなか、父と娘の消息を知ろうと日本を目指すことにする

  • パル

    拾い子の息子とともに狩猟生活をしていた青年。遭難中の太郎を拾い面倒を見るようになる。息子を亡くしたことをきっかけに、彼と旅に出る

  • ハッタ

    パルが捕らえられたヤープトの村にいた囚人。強国マリョウに搾取される村を変えたいと一度は立ち上がるも断念。太郎と出会い、再起を考える

  • ヌバ

    ヤープト村に圧政を強いているマリョウの兵団長。ヤープトが独自のマー(通貨)を発行しないよう監視役も担っている

製品名望郷太郎(4)
著者
  • 山田 芳裕

発売日2021年03月23日
初出『モーニング』2020年47号~2021年4・5合併号

キーワード検索

キーワード検索

絞り込み検索