月に吠えたンねえ(1)

月に吠えたンねえ(1)
著者
  • 清家 雪子

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ジャンル

内容紹介

萩原朔太郎、北原白秋、室生犀星らの作品から生まれた「朔くん」「白さん」「犀」など、詩人本人ではなく作品のイメージをキャラクター化し、近代詩と日本の近代を描き話題を呼んだ「月に吠えらんねえ」をPOPでライトにリブート! しかし隠せぬディープさ! 笑えて学べてちょっとコワい近代文学者青春群像!

登場人物紹介

  • 朔くん(萩原朔太郎作品)

    詩人の中の詩人。無職で医者の父のお小遣いで暮らしているし、生活力は皆無

  • 犀(室生犀星作品)

    詩人、小説家。朔くんの親友。午前中に執筆活動をし、午後は仕事をしないが締め切りは守るきっちりとした性格

  • ミヨシくん(三好達治作品)

    自称朔くんの一番弟子。詩以外にエッセイなどの散文の原稿料で食べている

  • 大将(若山牧水作品)

    居酒屋BOXYを切り盛りしている歌人。揮毫頒布会で儲けている

  • アッコさん(与謝野晶子作品)

    歌人。デビュー作で大スターになった近代女性文学者の頂点

  • テッカンさん(与謝野鉄幹作品)

    歌人、詩人。アッコさんの夫。初期は間違いなく詩歌のスターだった人物

  • 白さん(北原白秋作品)

    詩人、歌人。詩については天才だが締め切りを守らない。犀と朔の先輩

  • 拓くん(大手拓次作品)

    詩人。まわりからは犀と朔を含め白さん門下の三羽烏と言われているが、犀のことは眼中に入っていない

  • 龍くん(芥川龍之介作品)

    小説家。文壇のスター。締め切りに追われている

  • たっちゃん(堀辰雄作品)

    小説家。龍くんに師事。雑誌『四季』を創刊

  • ミッチー(立原道造作品)

    詩人。たっちゃんの弟分で『四季』のエース

  • チューヤ(中原中也作品)

    詩人。不器用でピュアなヤンキーっぽいタイプ。朗読がうまい

  • ノブスケ(津村信夫作品)

    詩人。穏やかで明るいおぼっちゃま

  • シキさん(正岡子規作品)

    今ある俳句の形をつくり、短歌や散文も改良しまくった人物

  • ナツメ

    シキさんが親友で小説家の棗先生からもらった謎多き猫

  • モキチ(斎藤茂吉作品)

    歌人。神経衰弱を診る医師でもある。近代歌人を番付したら確実に横綱

  • 石川くん(石川啄木作品)

    歌人。朔と同い年だがなぜか先輩ヅラをする。借金王でクズ王

  • コタロー(高村光太郎作品)

    詩人、彫刻家。新詩社以降は我が道を行く

  • キシちゃん(若山喜志子)

    歌人。大将のパートナー。詩については大将と互いに理解し合っている。居酒屋BOXYの店番もする

製品名月に吠えたンねえ(1)
著者
  • 清家 雪子

発売日2021年01月21日
初出マンガアプリ「Palcy」2020年5月~9月配信分

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