K2(35)

K2(35)
著者
  • 真船 一雄

掲載誌

内容紹介

古(いにいえ)より優れた医術を誇るK一族。その子孫にあたる神津家(こうづけ)の一人娘の海(カイ)もまた、医学を究めんと前に進み始めていた。人を救う人間になりたい――再び医療の原点に触れた一也(かずなり)は、ある地方の総合病院へ向かう。かつて同じ師の下で研鑽を積んだ、懐かしい兄弟子に会うために。どこか日和見主義な新人医師たちと共に研修の日々が始まった!

登場人物紹介

  • 神代 一人

    ドクターKの一族を支え続ける「影の系譜」を継ぐ男。KEIの説得でKの名を受け継ぎ、先代のクローンである一也を後継者として育てる

  • 黒須 一也

    麻純が生んだ先代ドクターKのクローン。クローン臓器売買の組織に狙われたことを機に、一人の診療所に預けられ医師として英才教育を受ける

  • 村井

    Kの一族に仕えた執事で一人を医師に育て上げた男。クローン臓器売買の組織に入り一也を狙っていたが改心し、一人の診療所で働くようになる

  • 西城 KEI

    先代ドクターKの妹。結婚し磯永姓となり診療所を営む。中学の頃一人に執刀してもらった経験がある。彼の腕を見込みKの名を継ぐよう頼む

  • 黒須 麻純

    一也の母。先代ドクターKの分身が欲しいと願い、彼のクローン人間である一也を出産。息子の誘拐を企む組織から守るため一也を一人に預ける

  • ドクターTETSU

    先代ドクターKのライバルだった裏社会を渡り歩く闇医者。Kを名乗る一人に敵意を持つが、彼が先代と同じ信念と技術を持つと知り認める

  • 宮坂 詩織

    一也の高校の同級生。趣味の刺繍をきっかけに彼と親しくなる。医者嫌いだったが、事故で負傷した彼を処置したことから医者を目指すように

製品名K2(35)
著者
  • 真船 一雄

発売日2019年10月23日
初出『イブニング』2019年11号~19号

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