ルポルタージュ‐追悼記事‐(3)

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内容紹介
2034年の日本。マッチングシステムが発達し、恋愛を“飛ばし”た合理的な結婚が一般化している。新聞社で働く社会部記者・青枝聖(あおえひじり)は、時代の象徴である「非・恋愛系」シェアハウスで起きたテロ被害者の追悼記事を書きながら、自身は時代遅れの恋に落ちていた。そして、容疑者がついに語りだす――そのシェアハウスで事件を起こした動機とは。新聞記者である主人公と、容疑者を支援していた者。恋愛の要らない時代にあえて2人になると決めたカップル。恋は人生の邪魔になるのか、それとも助けになるのだろうか。
新時代を予見した話題作、ついに完結。
著者紹介
- 著売野 機子売野機子(うりの・きこ)漫画家。東京都出身。
2009年「楽園 Le Paradis」(白泉社)にて、『薔薇だって書けるよ』『日曜日に自殺』の2作品で同時掲載デビュー。
『薔薇だって書けるよ―売野機子作品集』(白泉社)、『ロンリープラネット』(講談社)、『MAMA』全6巻(新潮社)、『かんぺきな街』(新書館)、『売野機子のハート・ビート』(祥伝社)、『ルポルタージュ』(幻冬舎)ほか、著書多数。
作品情報
製品名 | ルポルタージュ‐追悼記事‐(3) |
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著者名 |
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発売日 | 2019年09月20日 |
初出 | モーニング増刊『月刊モーニングtwo』2019年5月号~10月号 |