不死身の特攻兵(1)

不死身の特攻兵(1)
著者
  • 原作鴻上 尚史
  • 東 直輝
掲載誌
  • ヤングマガジン
ジャンル

内容紹介

話題の新書、全身全霊のコミカライズ! 太平洋戦争末期に実施された”特別攻撃隊”により、多くの若者が亡くなっていった。だが、「必ず死んでこい」という上官の命令に背き、9回の出撃から生還した特攻兵がいた。飛行機がただ好きだった男が、なぜ、絶対命令から免れ、命の尊厳を守りぬけたのか。

著者紹介

  • 原作鴻上 尚史作家・演出家。1958年愛媛県生まれ。早稲田大学在学中の81年に劇団「第三舞台」を結成。87年「朝日のような夕日をつれて'87」で紀伊國屋演劇賞団体賞、95年「スナフキンの手紙」で岸田國士戯曲賞。97年に渡英し、俳優教育法を学ぶ。11年に第三舞台封印解除解散公演「深呼吸する惑星」を上演。現在は、「KOKAMI@network」と「虚構の劇団」を中心に活動。10年に戯曲集「グローブ・ジャングル」で第61回読売文学賞受賞。舞台公演のかたわら、エッセイや演劇関連の著書も多く、ラジオ・パーソリナティ、テレビの司会、映画監督など幅広く活動。「あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント」「クール・ジャパン!?」「八月の犬は二度吠える」「青空に飛ぶ」(以上講談社)「発声と身体のレッスン」「演技と演出のレッスン」(白水社)「孤独と不安のレッスン」「幸福のレッスン」(だいわ文庫)他著書多数。日本劇作家協会会長。
  • 東 直輝

登場人物紹介

  • 佐々木 友次

    日本陸軍初の特別攻撃隊「万朶隊」で唯一の生還者である操縦士。9度の特攻命令を出され9度生きて帰ってきた

  • 佐々木 友次(インタビュー当時)

    92歳の寿命が来る前に、自分が特攻兵として体験したことを鴻上に語る

  • 鴻上 尚史

    90歳を過ぎた佐々木友次から特攻兵としての体験をインタビューした

  • 岩本 益臣

    「爆撃の鬼」の異名を持つ陸軍大尉。「万朶隊」隊長。部下を特攻で無駄死にさせまいと、搭乗機が爆撃できるよう改造を画策。富永に呼ばれ移動中、敵に攻撃され戦死

  • 鵜沢 邦夫

    友次と同じ、仙台地方航空機乗員養成所出身の操縦士。特攻隊に配属されたことを知り故意に事故を起こし、逃れようとするが……

  • 富永 恭次

    “東條英機の腰巾着”と呼ばれた陸軍中尉。岩本達の隊を「万朶隊」と名付けることで、有志で組まれた非公式の隊として位置付け、特攻を強行させる

  • 猿渡 篤孝

    「万朶隊」が所属する第四飛行師団参謀長、陸軍大佐。特攻から生還した友次に対し、戦死広報通りに特攻で戦死してこいと、繰り返し出撃命令を出す

  • 美濃部 浩次

    第四航空軍参謀編成担当、陸軍少佐。すでに戦死広報を出していたにも関わらず生還した友次に対し「戦死の訂正はまかりならん」と発言し、特攻を強要する

  • 奥原 英彦

    友次と同じ、特別攻撃隊「万朶隊」に選出された操縦士。出撃中に逃げて帰ってきてしまうが、友次に諭され再出撃に挑む

  • 園田 芳巳

    特別攻撃隊「万朶隊」の操縦士。自分達の隊が特攻のために結成されたことを、岩本が隠していたと思い衝突するが、のちに誤解と知る

  • 村崎 正則

    特別攻撃隊「万朶隊」の整備士班長。岩本に、特攻機から爆弾を投下できるよう改修を頼まれる。文廠の協力も得て、共に作業にあたる

  • 田村 真澄

    高千穂空挺団輸送隊操縦士で陸軍大尉。フィリピンで佐々木と津田の暗殺を命令されていた。日本降伏後、佐々木たちに協力的になる

  • 鈴木 英次

    従軍していた読売新聞の記者。佐々木に戦時中、彼を暗殺する計画があったことを話す

  • 川島 孝

    22歳、特別攻撃隊「万朶隊」の陸軍中尉

  • 安藤 浩

    23歳、特別攻撃隊「万朶隊」の陸軍中尉

  • 中川 克己

    30歳、特別攻撃隊「万朶隊」の陸軍少尉

  • 田中 逸夫

    26歳、特別攻撃隊「万朶隊」の陸軍少尉

  • 生田 留夫

    24歳、特別攻撃隊「万朶隊」の陸軍少尉

  • 久保 昌昭

    20歳、特別攻撃隊「万朶隊」の陸軍少尉

  • 社本 忍

    25歳、特別攻撃隊「万朶隊」の陸軍軍曹

  • 石渡 俊行

    20歳、特別攻撃隊「万朶隊」の陸軍少尉

  • 近藤 行雄

    22歳、特別攻撃隊「万朶隊」の陸軍伍長

作品情報

製品名不死身の特攻兵(1)
著者名
  • 原作鴻上 尚史
  • 東 直輝
発売日2018年11月06日
初出『ヤングマガジン』2018年第36・37合併号~第44号