スロウハイツの神様(3)

スロウハイツの神様(3)
著者
  • 桂 明日香

  • 原作

    辻村 深月

掲載誌

内容紹介

人気作家、チヨダ・コーキの小説が原因となった殺人事件から10年。コーキは新進気鋭の若手脚本家・赤羽環がオーナーのシェアハウス「スロウハイツ」に入居していた。コミュニケーションが苦手なコーキだが、環のつくったスロウハイツという「家族」はとても気にいっていた。事件の後は筆を折りかけたが、今は再び小説家として活躍している。そのコーキを尊敬してやまない環。口は悪いが純粋な彼女を好きで集まっている入居者たち。環を中心に、ハイツのクリエイターやその卵たちはその生活を楽しんでいた。しかし、新しい入居者・加々美莉々亜がやってきて全てが変わる。彼女は公輝への愛情を隠そうともせず、公輝の部屋に入り浸る。スーと正義の間も上手くいかなくなり、さらに人気覆面作家・幹永舞がスロウハイツにいたことが判明し、ハイツはどんどんギクシャクしていく。そしてある日、環を激怒させるある出来事が起こり、平穏なスロウハイツは終わりを告げる――。


クリエイターとその卵たちのシェアハウス・スロウハイツ。莉々亜がやってきて以来、以前の平穏さは失われていた。人気覆面作家・幹永舞がスロウハイツにいたことも分かり、ハイツはどんどんギクシャクしていく。そしてある日、環を激怒させる出来事が…。「私がコウちゃんのファンなのは、コウちゃんのためにならない」少女の時から抱える環の悲痛な思いが、二人の距離を遠ざける…。辻村深月の大ヒット小説のコミカライズ第3巻!

登場人物紹介

  • 千代田 公輝

    中高生に絶大な人気を誇る小説家。ある事件がきっかけでシェアハウス「スロウハイツ」に住むことになった

  • 赤羽 環

    赤羽 環スロウハイツオーナーの若手脚本家。公輝作品のファンと公言しているが、彼自身のことも気になっている

  • 狩野 壮太

    スロウハイツ101号室の住人。漫画家を目指し、児童誌へ投稿し続けているが、なかなか芽が出ない

  • 長野 正義

    スロウハイツ102号室の住人でイケメン。映画監督が夢で、映画制作会社で働いている

  • 森永 すみれ

    スロウハイツ103号室に住んでいて、主に炊事を担当している。画家の卵で、正義と付き合っている

  • 黒木 智志

    スロウハイツ203号室に住んでいる。友人である公輝を売り出し、彼のブランドを築き上げた敏腕編集者

製品名スロウハイツの神様(3)
著者
  • 桂 明日香

  • 原作

    辻村 深月

発売日2018年11月07日
初出『ハツキス』2018年3月号、5月号、リニューアル1号、3号

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