著
安藤 なつみ
内容紹介
七桜（なお）は幼いころ、母が住み込みで働いていた老舗和菓子屋・光月庵で椿と出会う。しかしある事件が起き、殺人の容疑をかけられた七桜の母は逮捕され、七桜も追い出されてしまう。15年がたち、失意の七桜の前に現れた椿。二人は和菓子の腕を競って対決することに。七桜の人生を狂わせた椿。その憎い椿は、あろうことか七桜に自分との結婚を持ちかける。七桜をかつて幼なじみとだは気づいていない椿。思いもよらない言葉に七桜は!?
七桜は幼いころ、母が住み込みで働いていた老舗和菓子屋・光月庵で椿と出会う。しかしある事件が起き、殺人の容疑をかけられた七桜の母は逮捕され、七桜も追い出されてしまう。15年がたち、失意の七桜の前に現れた椿。二人は和菓子の腕を競って対決することに。七桜の人生を狂わせた椿。その憎い椿は、あろうことか七桜に自分との結婚を持ちかける。七桜をかつて幼なじみとだは気づいていない椿。思いもよらない言葉に七桜は!?
登場人物紹介
花岡 七桜
和菓子職人。死んだ母の復讐のために光月庵に乗り込んだが、すべての確執が取り払われ、椿と結婚。妊娠中だが鳳家のことで悩むことに
高月 椿
老舗和菓子屋・光月庵の当主。七桜の幼なじみで、事件が解決し晴れて結婚。艶子から茶菓子の依頼を受けたことで彼女に振り回されることに
高月 今日子
椿の母で、光月庵の元女将。事件の決着がついた後、行方がわからなくなっていたが、実家の鳳家に戻っていた
多喜川 薫
七桜の店「花がすみ」をサポート。家族で七桜のお母さんが作る和菓子のファンだった。事件が解決したあとも七桜を応援している
多喜川 秀幸
薫の父。かつての今日子の不倫相手。死んだと思われていたが、山奥でひとり暮らしていた。椿の本当の父親。百合子の過去を知っている
花岡 百合子
亡くなった七桜の母。樹と両想いだったが今日子のせいで結婚できず。偶然再会した樹に誘われ光月庵で働いている最中、彼が殺され、その犯人にされる
高月 樹
殺された椿の父で七桜の本当の父。光月庵の旦那さま。七桜と椿が彼を殺した真犯人にたどり着くが…
多喜川 美由紀
薫の母。夫・秀幸と今日子の関係を知り、自殺未遂を起こす
高月 宗寿郎
椿の祖父の大旦那。光月庵の当主だった。火事で倒れ入院。除夜祭の後、亡くなった
栞
椿の元婚約者。火事の中から椿を助け、顔に傷を負う
由香莉
多喜川のかつての恋人で幼なじみ。今も多喜川に心を残しており、七桜に惹かれていく彼を見て、七桜を憎悪する
加賀見 壱也
光月庵に和菓子を注文してきた連句会の師範で、椿の昔馴染み。連句会の参加者が何者かに次々襲われていく
奈良橋 早苗
七桜の店「花がすみ」常連客で茶道教室をやっている。艶子の実の子で、結婚によって彼女の支配から抜け出したように見えたが、まだ呪縛がある
鳳 艶子
地元の名家で今日子の父の再婚相手。茶会の茶菓子を光月庵に依頼するが、何かと難癖をつける。早苗も自分の思う通りにしたい
| 製品名 | 私たちはどうかしている（１） |
|---|---|
| 著者 | |
| 発売日 | 2017年04月13日 |
| 初出 | 『ＢＥ・ＬＯＶＥ』２０１６年第２４号、２０１７年第１～４号 |