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こしの りょう
舞台はバブル崩壊後の日本――、協立銀行・プロジェクト推進部次長の竹中治夫は、住宅金融債権管理機構への対策を命じられる。住管機構の社長は「正義の弁護士」とも賞される高尾幸吉。住管機構は、グレー案件を多く手掛け、バブル崩壊とともに6兆の不良債権を背負った「住専」の債権回収と金融秩序の維持を名目に設立された国策会社であり、この問題には多額の血税が投入されていた。正義の味方を相手に竹中はどう銀行を守るのか
製品名 | 銀行渉外担当 竹中治夫 ~『金融腐蝕列島』より~(6) |
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発売日 | 2017年02月23日 |
初出 | 『週刊現代』2016年8月20・27日合併号~11月26日号 |