蓑浦 金之助
最愛の婚約者・初代を殺され、復讐に燃える貿易商勤めの25歳の美青年。事件の捜査を依頼したために、大切な友人・深山木も失った
孤島の鬼（１）
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諸戸 道雄
蓑浦より6歳年上の帝大卒の天才医学研究者。昔から蓑浦に好意を寄せていて、蓑浦のために、真犯人を究明しようとする。初代に結婚を迫っていた
木崎 初代
金之助と同じ会社に勤めていて、彼の婚約者となるが殺されてしまう
北川
池袋署の警察官。初代が殺された事件を担当している
深山木 幸吉
金之助の友人で雑学者。さまざまな秘密を調べるのが好きで、金之助が初代を殺害した犯人について相談するが、犯人に目星がつき殺されてしまう
友之助
鶯谷の尾崎曲馬団にいた子ども。“お父つぁん”に命じられて初代と深山木を殺したことが、金之助たちに知られてたのち、殺されてしまう
諸戸 丈五郎
道雄の父で“お父つぁん”と呼ばれている。先代の財産を独り占めしようと、直系の血筋がある初代の殺害を人身売買で買った子どもに命じていた
徳さん
昔、諸戸家に奉公していた。今はその屋敷がある岩屋島で船頭をしている
秀ちゃん
吉ちゃんと鉄のかせでくっつけられ、丈五郎の蔵に閉じ込められていた女性。実は、初代の妹だった
